そろそろ教室戻るか…
姫冠のクラスの
2-dを通った
若林姫冠
それでね!
浅倉吏玖
笑笑笑笑
吏玖と話しとる…
なんや、
彼氏居ったんか…
吏玖が彼氏やったんや…
若林姫冠
(ん…、)
若林姫冠
(あいつ今日会った奴やん)
若林姫冠
(名前聞いとけば良かったかな…)
吏玖が彼氏と思うと
体が重くなってくる
次の日の朝
通学中に
木の前で立ち止まっている
姫冠を見掛けた
声掛けてみようかな…
よし、
姫冠の方へ近寄って…
高橋恭平
あの…!
浅倉吏玖
好きです。
浅倉吏玖
付き合って下さい、
若林姫冠
えっ…?
嘘やろ、告白されとる?
俺は木の後ろに隠れて
盗み聞きした、
西村拓哉
俺も、
西村拓哉
姫冠の事が好きやで。
西村拓哉
良ければ
西村拓哉
付き合って欲しい。
えっ、拓哉も?
諦めるか…
叶わない恋だもんな…
若林姫冠
ごめんなさい、
え、断った?
なんで、
他に好きな人でも…
居るんかな…
浅倉吏玖
そっか、
西村拓哉
でも、俺ら諦め悪いから
浅倉吏玖
姫冠の事ずっと好きで居続けるで?
西村拓哉
俺もやで、
若林姫冠
ありがとう、
ライバル登場か…