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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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裏方

楽しみにしててる人がいる!

裏方

とても嬉しいのでもう3話書く!

裏方

ハナミズキ、売れないあの子

裏方

今連載してる作品ですね

裏方

これから1日1話みたいな感じにします!

裏方

今日は売れないあの子更新

裏方

明日はハナミズキ更新

裏方

明後日は売れないあの子更新

裏方

みたいな

裏方

承知よろです!じゃあ

すたーと!

mf_

まずここが下駄箱。

na_

たくさんありますね。

mf_

あ〜使ってない下駄箱もあるよ

na_

そうなんですか?

mf_

なんかこの学校に転入したい人とかが居たときにすぐに通えるように?みたいな

mf_

下駄箱だけでは変わらないのにね

na_

転入…

mf_

のあさん転入したいの?

na_

(この人には話してもいいかな)

na_

はい。話長くなるのでどこか座れるところありませんか?

mf_

あ〜空き教室がすぐそこにあるからそこでいい?

na_

はい。

mf_

でその話は俺にして良いの?

na_

まあ優しそうですし。

mf_

信用してくれてありがとう。

na_

いえいえ。

na_

じゃあ話しますね

mf_

うん

na_

まず最初に私はゆあんさんの家族といえば家族です。

mf_

家族といえば?

na_

はい。

na_

ゆあんさんは私を買ってくれました。

mf_

買ってくれた?

全てがわからない

人を買った?

na_

実は私元々オークションに売られてたんです。

mf_

それって人身売買ってこと?

na_

皆さんはそういうんですね。

na_

私は売り主に「これは保護施設だ」と言われてきました。

mf_

人身売買を保護施設…

クソ野郎だな…

na_

勉強はある程度はしてました。正直に言うと学校に行きたかったけど施設の中独学で頑張りました。

na_

あと家事もできます。なんなら性処理も。

mf_

っ…!?

na_

周りのみんなは少し小太りなおじさんに買われてどんどんいなくなっていくのに

na_

私だけずっと奴隷みたいな生活を送っていました。

na_

その時私は思いました。

na_

選択肢は2つだけだと。

na_

1つ目が小太りのおじさんに買われてメイドとしてか性処理の道具として扱われる

na_

2つ目は死ぬ。

mf_

え…死ぬ…?

na_

私の売り主は短気な人で売れなければ価値がないからといって簡単に人を…子どもをころします。

na_

実際に目の前で殺された子もいました。

na_

いつかは私も死ぬんだなって思ってた。

na_

でも私は勉強が出来て反抗しない。

na_

メリットがあったから少しだけ待ってくれました。

na_

私は5歳のときにあの地獄が始まった。

na_

そして今15です。

na_

私が10歳の時あと5年で売れなかったらころすと言われました。

na_

でもその後も全然売れなかった。

na_

売り主も私を売る気がなくなっていて…

na_

そして5年経って今年で売れなかったら死ぬんだと思いながらいつものようにオークションに売り出されたときに

na_

1万って言った平民がいたんです。

na_

私は生きれるんだなと少し安心しました。

na_

そしてその人に引き取られると思っていた時に

na_

1億。

na_

そんな言葉がどこかから聞こえてきました。

na_

その人がゆあんさんです。

na_

最初の印象は「怖い」でした。

na_

奴隷として働かされる覚悟でついて行った。

na_

でもゆあんさんは私を1人の人間としてとても親切に接してくれました。

na_

ご飯も私の好みに合わせてくれて

na_

その時初めて私には人権があるんだ

na_

って思いました。

na_

部屋まで用意してくれて。

na_

でも…私は嬉しいとか、悲しいとか感情がわからなくって…感謝を言えなくて…(泣

mf_

…のあさん。

na_

はい…(泣

mf_

のあさんは今泣いてる。

mf_

それも感情の1つ。

「悔しい」じゃないかな。

na_

えっ、?

mf_

優しくしてくれて嬉しいはずなのに

mf_

感謝を言えない。そんな自分が嫌だ。

mf_

そう思ってるでしょ?

na_

…はい。

mf_

その感情も人生においてとても大切。

mf_

感謝を伝えたいなら感情がなくても伝えればいい。

mf_

あと、ゆあんくんとうりにはこの事を話してもいいと思うよ。

na_

このこと…?

mf_

感情がないこと。

mf_

嬉しいとは思ってること、

na_

…でも不安で

mf_

あいつらちょっとチャラいけどいいやつだよ

mf_

話したら分かってくれるとおもう。

na_

…じゃあ今日言ってみます。

mf_

うん。あとゆあんくんとうりどっちでも泣きついていいよ。

mf_

辛いでしょ?ずっと抱え込むの。

mf_

そういうときは人に頼りな。

mf_

ゆあんくんもうりも全部受け止めてくれる。

na_

…はい(泣

mf_

もし言えない悩みがあったらがあったら俺に相談してくれたらいいよ。

na_

じゃあ今1ついいですか?

mf_

いいよ。

na_

この学校に転入したいです

mf_

大歓迎だよ(微笑

na_

ほんと…ですか?

mf_

嘘はつかないよ。じゃあじゃっぴに言いに行こっか。

na_

はい…

na_

あっあと、もふさんッて呼んでもいいですか?

mf_

いいよ!

na_

(人って温かいな)

na_

失礼します…

mf_

じゃっぴ〜

jp_

ん?なに〜

mf_

のあさんからお話が

jp_

おけ!でどうしたの?

na_

あの…この学校に転入したくて

jp_

ほんとに!?

na_

は、はい

jp_

大歓迎!!!

jp_

いつからにする!?

jp_

制服はSサイズでいいかな?

mf_

じゃっぴ。ゆっくり話せ。

jp_

すいません。

jp_

で制服Sサイズなら1つあるんだけど…

na_

多分いけます。

jp_

おけ!じゃあ持ってくるね!

mf_

まったく1人で話し続けるんだから

na_

なんかワクワク?って感じがします。

mf_

それは楽しみなんじゃない?

na_

楽しみ?

mf_

この学校に来ることが待ち遠しい。そんな感じ

na_

たのしみ…

na_

私楽しみです!

mf_

のあさん明るくなったねw

na_

楽しい?ってやつですね!

mf_

www

mf_

楽しいのはいいことだよ!

na_

はい!

jp_

持ってきたよ!これでいい?

na_

はい!

jp_

で明日から来るでいい?

na_

明日から来てもいいなら

jp_

じゃあそれでおけ!

jp_

あと、何歳?

na_

今15であと10日で16です。

jp_

てことは1年か!じゃあ明日来たらここ来て!

jp_

わからなかったらゆあんかうりに聞けばいいよ

na_

わかりました。

ya_

ドン(扉開

ya_

のあちゃ〜ん!

ur_

お前…速いって

na_

ゆあんさん!うりさん!

ya_

あれ?なんか明るくなったね

ur_

そうだよな

mf_

俺のおかげだね

na_

そうですね!

ya_

なんか可愛くなったね!

na_

へっ//

ya_

あっ、照れちゃったw

次回「闇の中からの開放」

裏方

おかえり!

裏方

あ〜なんか楽しい〜

裏方

この物語好き

裏方

は〜いというわけで明日はハナミズキ!

裏方

お楽しみに!

裏方

じゃあバイチャ!

『売れないあの子』

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106

コメント

4

ユーザー

続きめっちゃ楽しみ‼

ユーザー

神作!

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