すとぷりが弟だったら！？

るぅとくんが寝ている間洗濯物をしたり、部屋の掃除をしていた。

あっという間に幼稚園組のお迎えの時間になり、家を出る準備をした。

ガチャ

るぅとくん寝てるかな…？

静かに寝ている。

午前中の時は息が少し荒かったが、今は全然平気そう。

静かに部屋を出てお迎えに向かう。

ころちゃんとジェルくんは荷物も持たず私の所へ走ってきた。

ぼふっ

走ってきた2人を受け止めバランスを崩しそうになる。

少し遠くから3人分の荷物を引きずりながらこちらへ向かうさとみくんが見えた。

2人はさとみくんの元へ駆け寄る。

さとみくんは自分以外の荷物をその場へ置き、自分の荷物だけを持つと、私のところへ走ってきた。

私は両腕を広げた。

ぼふっ

頭をわしゃわしゃと撫でる。

そのまま上を向いて二パッと彼は笑顔を見せた。

先生は笑顔で手を振りながら私たちを見送ってくれた。

私はるぅとくんのために栄養ゼリーを選んでいると3人はお菓子を持って私のところへ来た。

ころちゃんは氷の入ったカフェラテの容器を持って渡してくれた。

ガチャ

るぅとくんは玄関まですぐに迎えに来てくれた。

泣きながら私に抱きつく。

涙をハンカチで拭いてあげながらゼリーを渡す。

靴を脱ぎ散らかしてドタドタと洗面所に向かっていく。

苦笑しながら靴を揃える。