初兎
本題?
神様
えぇ、あなたは生きたいと願ったんです。とても強く
神様
なので、あなたの最期の願いを叶えるためにこうやって特別な場所に呼び出したのです
初兎
生きたい…僕が?
神様
きっと、この方ともっと過ごしたいと願ったのでしょう
そう言った神様は近くにあった水晶に手をかざした
ただの飾りだと思っていた水晶は、神様が手をかざすと、懐かしい水色の髪を映し出す
神様
この方があなたがもっと同じ時を過ごしたかった人ですね
初兎
いむくん…
神様
この方がいる世界にまた戻ることもできます。言うなれば転生です。
神様
ただし、転生した場合の種族は人間だとは限りません。
神様
虫かもしれないし魚かもしれない。転生したとしてもこの方と会えない可能性もあります。
神様
転生するか、このまま天国へ行きこの方がここへ来るのを待つか。
初兎
選ぶ権利があるの?
神様
えぇ。だからあなたをここへ呼んだんです
初兎
僕は…







