雨 の 遺品 。

今回は めりずんこんてすと♡ に参加させてもらいます

通報❌ ご本人様とは関係ない フィクション パクリではないです 運営様愛してます 🤪💎

いつもどおり来る朝。

そして終わらない仕事。

昨日の就寝時間はやばかった

完璧にやった。

測らずともわかる、高熱

コンコンっ

仕事で疲れているんだろう イライラとした声

🤪入室

嘘じゃなかった

仕事で疲れている君に これ以上迷惑はかけられなかった

バンッ（🤪退室）

これでいいんだ

この選択が1番正しい

🤪

頭の中に残るさっきの言葉と

机の上に残る大量の資料

しんどい

助けて、なんて言えないのに

いふくん、無理してないかな

ご飯、片付け、洗濯…

ｽﾞｷｯ

🤪昼

休憩のつもりでリビングに来た

いつもと同じリビングが、 同じなのに違う

気にしなかった日々が 鮮明に現れる

きっちりと整理された家具

お陰で「あれがない」などの 騒ぎにならない

手入れの行き届いた観葉植物

「目に癒やしが必要」だと 君が飾ったもの

ゴミ1つない、この部屋

君が掃除してくれている証拠

使いやすく並べてある食品

料理をしない自分のために 毎日料理をしてくれる君がしたもの

なんでこんなことに

いつも側にあったものに

気づけなかったんだろう

💎

体が震える

いふくん…ご飯食べたかな

仕事してて食べてない…？

それはよくない…

いかなきゃ…

いな…い…？

食べに行ったのかな

倒れ…る…

いや、

また迷惑がかかる

頑張れ…倒れるな…

いふ…くん？

君の肩に額をつけさせられる

だめだ…また迷惑がかかる

力が抜け、座り込む

何を聞かれても 首を横にすることしかできない

もうやめて…

僕いふくんの邪魔だよ、

真剣な目で僕を見る君

誓う。

優しく僕の髪を撫でくれる君… いや、彼。

温かい彼の言葉が眠る前の僕の耳を優しくなでていった