颯太
なんか今日は色々あったな…。
疲れたな。
疲れたな。
颯太
連絡先、交換してしまった…。莉緒に怒られるな…。
長い溜息の後に俺はLINEを開いた 1件のメッセージ。それは莉緒からではなく矢上からだった。
凛華
万江君。
連絡先交換させちゃってごめんね。
まぁよろしくね。
連絡先交換させちゃってごめんね。
まぁよろしくね。
颯太
別にいいよ、よろしく。
凛華
万江君って蒼井莉緒さんと付き合ってるよね?
颯太
なんで知ってんの?
凛華
二人共仲良く話してたじゃない?
だから付き合ってるのかなって思っただけだよ。
だから付き合ってるのかなって思っただけだよ。
颯太
ああ。なるほどな。
凛華
万江君は蒼井さんの事好き?
颯太
颯太
勿論好きだよ。
好きじゃなきゃ付き合わない。
好きじゃなきゃ付き合わない。
俺は自分の気持ちに嫌気をさしながらもそう打った。
凛華
そっか。
凛華
ならいいの。
2人で幸せになってね。
2人で幸せになってね。
颯太
そりゃどうも。
颯太
てかなんで急に?
凛華
多分私、万江君の事好きなんだと思う。