ilm
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あたりを見回すと保健室のようだった。
でも俺の記憶ではなつの腕の中でとぎれている。
恐らくなつが此処まで運んでくれたのであろう。
ilm
ilm
俺は傷つくのはもう散々だ。
誰かに期待して、人を信用して裏切られるくらいなら
自分から嫌われて孤独で過ごした方が良い。
ッくっそ、w
昔はこんな捻くれた性格じゃなかったんだけどなぁ … w
俺がこんなんになっちまっまのはきっと
あの日から
ilm ( 幼少期 )
当時俺は6歳。
俺にはまだ優しい両親が居た時だ。
父
母
両親は正直言うと外見だけの印象だったら怖い印象を与えるだろう。
父は首にタトューが刻まれている。
母は色んな箇所にピアスを開けておりとてもではないが近寄りがたい見た目だろう。
ただ俺のことを大切にしてくれてる大好きな両親だった。
ilm ( 幼少期 )
母
父
ilm ( 幼少期 )
俺は公園に毎日通っていた。
家から公園までの距離は相当あるが全速力で走り俺は“アイツ“に会いに行ってた。
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
ln
ilm ( 幼少期 )
そう、会いに来てたのはらんと言う一つ上の友達だった。
俺のことを鬼だと分かっていながららんだけは仲良くしてくれた。
俺の人生で最初で最後の友達だ。
ilm ( 幼少期 )
ln
らんは去年の夏に引っ越して来た。
ここよりもっと都会の場所から引っ越して来たみたいで俺の知らないことをらんはなんでも知っていた。
らんの話を聞く事が一番幸せな時間だった。
ln
いや、違うかもしれない。
俺はきっとらんの笑顔を見る事が好きだったんだ。
ilm ( 幼少期 )
ln
ln
ilm ( 幼少期 )
俺たちは日が暮れるまで話に夢中になっていた。
俺はほんとはまだ話を聞きたいが流石に親に心配はかけたくない。
だけどらんともっと一緒に居たいから俺はいつも“ある事”をする。
ln
ilm ( 幼少期 )
ln
わざと転けてらんを心配させる。
そしたら、優しいらんはいつも俺を家まで送ってくれる。
あまりにも出血の酷い日は手当だってしてくれる。
ln
ilm ( 幼少期 )
ln
ln
ilm ( 幼少期 )
この頃は気づかなかったがらんは多分俺がわざと転けていたのを知っていたのであろう。
ほんとに、w どこまでアイツはお人よしなのか、w
ilm ( 幼少期 )
ln
らんはどんなにつまんない話でもいつも笑って聞いてくれた。
俺はらんの事を本当の兄のように思っていた。
ilm ( 幼少期 )
ln
らんはいつものように俺の手当をするため家へ上がった。
だけど今日は親がいつものように出迎えてくれなかった。
ilm ( 幼少期 )
ln
ln
ln
ilm ( 幼少期 )
らんは俺が泣かないように面倒くさいはずなのにまた機嫌をとってれた
ただ、この選択が間違いだったんだッッ
もう一度人生をやり直せるなら俺は
この時の俺をぶん殴ってやりたい。
ilm ( 幼少期 )
ln
ilm ( 幼少期 )
ln
ln
バシャッ "
ln
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
俺が見た光景は俺の両親がらんの腕を食いちぎった地獄絵図だった。
いつもの優しい親の目は赤く鋭い目に変わっていた。
そして何より大好きな“らん”が目の前で血まみれで倒れていた。
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
ln
冷たくなったらんはどんなに揺らしても起きはしなかった。
父
恐らく人間を食べていなくて禁断症状が出たのであろう。
らんの次にとーさんは俺を食おうとしていた。
ilm ( 幼少期 )
どんなに叫んだって俺の声はとーさんには聞こえていなかった、
そして俺は覚悟を決めてらんを抱きしめながら目を瞑った。
次の瞬間俺は…
とーさんに噛みつかれていた
グジャ"っ
あの時タヒねれば良かったものの俺は生き残ってしまった。
俺ではなくらんが生きれば良かったのに。
ilm ( 幼少期 )
医者
医者
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
医者
医者
ilm ( 幼少期 )
俺は震える足をひこずりながら歩いた。
らんがいないなんて信じられなかった。
らんは俺のせいでタヒんだんだ。
俺がいつもわがままを言って転けて送ってもらってたから。
俺がらんを殺したも同然だ。
ilm ( 幼少期 )
ln の母
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
ln の母
ln の母
ln の母
ilm ( 幼少期 )
ln の母
ilm ( 幼少期 )
ln
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
ln
改めてらんのタヒを実感すると信じられなくなった。
正気すらも保てなくなった。
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
ilm ( 幼少期 )
それからどれだけ泣いたであろう。
三時間…、いや五時間か 、w
俺がらんの手を必死に握りながら涙を流していると背後から声がした。
?????
?????
ilm ( 幼少期 )
ln の母
hmnt ( らんの弟 )
hmnt ( らんの弟 )
hmnt ( らんの弟 )
hmnt ( らんの弟 )
ln の母
ilm ( 幼少期 )
らんに弟がいたのは初耳だった。
俺はその後もらんの弟とやらに暴言を吐かれ、次は暴力をされ始めた。
まぁ、何にせよ俺がらんを殺したのは事実だ。
俺は必死にらんの弟の暴力を受け止め償いになればと思い無抵抗でいた。
そーいやぁ、弟の名前なんだっけな、
ilm
今でも体調の悪い日には当時の夢を見る事がある。
多分一生俺はらんの“呪い”と共に生きていくのであろう。
ilm
一旦とぎります!!
コメント
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ウソぉ…(泣)(泣)そ、そんなぁ〜悲しすぎるしむなしすぎるって…🌸兄〜!あと🌸🍍さんのお母さん!あんた親なら、親ならウグ、泣いて、ほしいよ…でも泣かなかったおかげで📢さんが少しは軽くなったと思いはする、続きが見たかったり見たくない気もする、