テラーノベル
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その日の帰り道。俺は1人、 ベンチに座っていた
jpp
ポケットの中で拳を握る。
誰にも言えなかった "自由が欲しい" という願い
でも、友川さんには見抜かれていた
いやきっと、友川さんだけじゃない。
etさんや、yanくんだってきっと
わかっていたと思う。
jpp
静けさの中、優しい風の音だけが 俺の耳に届いた
jpp
俺は、もう決めた
本当のことを言おうと思う
友川さん、いや
"naさん"なら、きっとわかってくれる
na
jpp
jpp
na
na
jpp
沈黙
na
na
na
jpp
na
na
jpp
jpp
na
jpp
jpp
naさんは、静かに頷いた
そして、しばらくの間の後
na
na
na
俺たち だから は似ている 私たち
その言葉は、 言わずともお互いに伝わっていた
ほんの少しかもしれないけど、
確実に、距離が縮まった
na
na
na
jpp
jpp
jpp
na
ガラガラ
jpp
まだ明るい外の光が、教室に差し込んでいた
いつも、 空は俺の心情の変化を表しているようだった
jpp
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コメント
5件
初見です! 最高でした!! 続き楽しみに待っています♪
続き楽しみに待ってます!