さっきも抱いた感情が、またあふれる。だって、少年は__。
ア ー サ ー
こんなところで消えてしまっていいような存在には、 俺には思えない。
ア ー サ ー
何より。
ア ー サ ー
少年はきょとんとした顔をしてから「はは」と笑った 自分も死のうと思っていたくせに、 人にこんなクサイ台詞を吐いたことがかっこ悪く思える。
俺だったらぜったい言われたくない。 大きなお世話だと思うだろう。
なのに、なんで。自分が信じられない。
ひとしきり笑ったあと、少年は 「まさかおれが止められるなんて」 と言った。
ア ル フ レ ッ ド .
ア ー サ ー
ア ル フ レ ッ ド .
自分も少年がどんな明日を過ごすのかを、見たいと思った。
けれど、自分の明日は浮かばなかった。
あったとしても、おそらく今日と代わり映えのない、 つまらなくて息苦しい一日になるだろう。
もうあきらめていた、
すべてが嫌になった。
ア ー サ ー
手を伸ばす。雲を掴むみたいに、 できるだけ遠くまで届くように。
そして、ぐらりとバランスを崩した。
ア ル フ レ ッ ド .
少年は、目を見開いていた。
目からは涙が出ていた。
N E X T → …… ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?
コメント
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続き待ってます! タヒにたくなる気持ちめっちゃ分かる友達とかと喋るのすらめんどくさくなっちゃう小学校は楽しいんだけど一人になると楽しくなくなってでも、寝ると楽しいからずっと寝てたいなって思う唯一の楽しみは投稿を見たりヘタリア見たりヘタミュ見たりしても、終わったらつまんなくなっちゃう
続き待ってます‼️ とても面白いです✨