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日野坂高校 1年4組 教室
竜
大翔
親友の言葉にびっくりし
竜の目線の先を追ってみるとそこには
他の女子に囲まれた学年の人気女子
2組の松田さんが立っていた
大翔
僕は、『2組の』松田さんを見て思わずつぶやいてしまった
竜
大翔
その言葉を竜が聞き取ってしまった事にすごい焦って
大翔
竜
無理な言い訳に僕は
大翔
と心配しながら立ち上がった
竜
竜
以外にも竜にはこの言い訳が通用した
大翔
竜
大翔
大翔
竜
そのやり取りをして僕は教室を出た
大翔
大翔
???
大翔
その時聞こえたのは樹(たつき)の声だった
樹
大翔
突然の登場に戸惑ってしまったが
樹の笑顔を見ると少し頬が緩んでしまった
樹
大翔
大翔
樹
大翔
優等生な見た目とは違って 少し鈍感な樹
首をかしげその笑顔はとても可愛かった
樹
大翔
樹
大翔
嬉しさのあまり俺は言葉を失った
樹
樹
大翔
樹
樹
大翔
………
大翔
樹
樹
大翔
樹
大翔
変な空気になってしまった
誰でもいいから助けに来てくれと 頼みたい
大翔
樹
大翔
樹
大翔
大翔
樹
あぁ、
応援しないでくれ
僕は君だけが大切なのに 君は僕には振り向いてくれない
知ってるよ
君が、僕のことを友達としか見てないって
大翔
大翔
樹
僕は、樹に背を向け歩いた
家に帰りお風呂に入っていた
大翔
大翔
自分の声がお風呂の中に響き渡る
それを聞いているともっと虚しくなってくる
ピコンッ
泣いているとお風呂の外からメールのきた音がした
大翔
竜
竜
大翔
大翔
今は到底人に見せられるような顔ではない
いくら拭いたって底がないようにボロボロ出てくる
竜
竜
樹…会いたいけどこんなみっともない姿見せられないよ
大翔
竜
大翔
大翔
竜
竜
大翔
竜と樹がふたりきりで遊ぶなんて嫌だ
そう思った俺は慌ててメールを送った
大翔
竜
竜
そういうわけじゃない
大翔
竜