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夢のような一時

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夢のような一時

1 - 夢のような一時

♥

150

2020年10月20日

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これは…甘い甘い一時

拓翔

待たせてごめん

幸菜

大丈夫!

冷たい手をポケットの中へ

でも、暖かくない

拓翔

どうしたの?

幸菜

ううん

わかってるくせに。

拓翔

ふふっ

幸菜

そうだよ

幸菜

それでいいの

私は君が笑っている顔を見ると

心が暖かくなる

それだけの一時

拓翔

じゃあ行こうか

私は君との色んな一時が好きだ

疲れて寝ている君を起こしたら 不機嫌になる時

おかわりのご飯がなくて 悲しそうな顔をしていた時

一緒にテレビ見てて笑ってる時

お風呂でぼーっとしている時

たくさんの感情がある

ひとつひとつ違っていて

一度だけの一時

こんなにも楽しくて

愛を感じていた

だけどそんな一時は

もうここにはない

ああ…これは夢だったんだ

私には完璧すぎて釣り合わない

そんな君に別れを切り出していた

君は…泣いた。

私は後悔している

あんな顔を見ていたら

嘘だよと言えたのかも…

結果、私は黙って消えた

もう君の前に姿を現すことはできない

君とであったあのカフェにも

もう行けない…

AM9:30

君はここに来て朝の一時を楽しむ

幸菜

(久々だな…)

幸菜

(ん?)

店員

お客様

店員

こちらの二つのうちどちらか一つをお選びくださいませ

幸菜

え、頼んでないです

店員

あちらのお客様に頼まれましたので

幸菜

は、はぁ…

幸菜

じゃあこちらで

店員

かしこまりました

店員

相席でも大丈夫でしょうか?

幸菜

大丈夫ですけど…

店員

かしこまりました

店員

店員

お客様、こちらをどうぞ

幸菜

拓翔

久しぶり

拓翔

相席でもいいかな?

幸菜

う、うん

拓翔

ずっとずっと待ってたんだけどね

拓翔

なかなか来なかったでしょ?ここに

幸菜

うん

こ、これは

私が夢だと思っていた

でもこれも夢でしょ

早く覚めないかな

拓翔

そういえば、昇進したんだ

拓翔

こんな俺でも課長してるよ

幸菜

そうなんだね

拓翔

ま〜幸菜には叶わないよね〜

拓翔

ちなみにもうなったの?

幸菜

え?

拓翔

社長だよ

拓翔

起業したんじゃないの?

幸菜

したよ

拓翔

どうなの?楽しい?

幸菜

夢なの?

拓翔

え?

幸菜

現実なの?

幸菜

もう分からないよ

拓翔

どうしたの?

幸菜

何が本当で何が夢なの?

拓翔

うーん

幸菜

私たち別れてるよね…

拓翔

一応ね

幸菜

なのに……

幸菜

こんなにしれっと会ってる…

拓翔

こうしたらどうかな

拓翔

別れてる事実を夢にしたら?

拓翔

だって…この感じ

拓翔

お互い…未練ある…よね?

幸菜

え…

拓翔

ないの?

幸菜

拓翔

じゃあなんで今日ここに来たの?

幸菜

あなたに会いたかったから

拓翔

うん、それは俺もだよ

くっついて一度離れた私たちは

再びよりを戻した

私が見ていた夢は幻なのかもしれない

でも、確かにわかるのは

私にはもったいないくらいの君と

過ごす甘い一時は

いつまでも

夢のような一時だった

夢が現実になるんだなって…

END

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150

コメント

3

ユーザー

こんな引き合わせロマンチック!

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