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月山来夏
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コメント
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「待たせたな」って、その一言に全部詰まってるなあって思いました。和葉ちゃんが門のところでずっと待ってた時間とか、帰ってくるまでに風間様がどんな道のりを経てきたのかとか、想像がどんどん広がります。最後の「繋いだ手を、今度はどちらも離さなかった」という一文がもう…静かな確信のようなものを感じて、胸がぎゅっとなりました。おかえりなさい、本当に。
和葉
風間様が京を離れてから、随分と経った。
私は今日も門の近くで、ぼんやりと外を眺めていた。
風間様
和葉
聞き慣れた声。
振り返ると、そこには――風間様が立っていた。
和葉
風間様
和葉
気づけば、私は風間様のもとへ駆け寄っていた。
風間様
和葉
風間様
和葉
風間様
風間様が少し笑う。
風間様
和葉
風間様
和葉
風間様
和葉
私は風間様をまっすぐ見た。
和葉
風間様
和葉
風間様の表情が変わる。
風間様
風間様
風間様が私の手を取る。
風間様
和葉
風間様
和葉
迷いはなかった。
和葉
風間様は静かに笑った。
風間様
繋いだ手を、今度はどちらも離さなかった。