クザンさんに、押さえられた
夢主
やめてくださいっ、私っ、
夢主
助けなきゃいけないんですっ、
クザン
俺だって、今君を止めなきゃいけねーよ?
クザン
手荒な真似はしたくないからね。
これ以上抵抗すると、氷になってしまうかもしれない
夢主
っ、離してくださいっ、!
抵抗したけど、聞く耳を持ってくれなかった
続いてボルサリーノさんも話す。
ボルサリーノ
君があいつを助ける時は、わっしたちが倒れた時か
ボルサリーノ
君が死んだ時だよォ〜
夢主
っ、!
殺されるか、生き残るか。
この2人を倒すだなんて、無理な話だった。
ボルサリーノ
君は頭がいいから、わっしたちの言う事聞いてくれるよねェ?
クザン
どっちが正しいか、分かるでしょ。
答えが明確に出ていたが、そんなものどうでもよかった。
奇跡が起こることをただ一心に願った
夢主
ルフィっ!!
もう、ダメだと思った。
サカズキさんは、ものすごく強いから。
激しい戦闘の後、私は目を疑った。
夢主
えー、、す、?
深い傷を、身体の真ん中に負っていた
まるで、漫画を見ているみたいに
変に長く感じられた。
マルコ
っ、援護するよい!!
そんな声を聞いて、やっと意識を取り戻した
夢主
は、、エース...、、
目の前で起きたことが、受け入れられない
エースの最後をここで見るなんて思っていなかった
呆然と立ち尽くしていると、また話しかけられた
クザン
...夢主ちゃんはさ、助けにいけると思ってたの?
クザン
もしも、俺たちを倒せたとして、
クザン
サカズキの前に立って、交渉できた?
そう、言われた。
きっと、2人を倒せたとしても、私は
皆で逃げることを選んだのかな。
逃げたらきっと、あの幸せな日々に
盃(サカズキ)を交わしたあの日に
戻れたのかな。