恐怖症を持つ6人

今日から合同で過ごしてもらう

そう告げられたのは俺が 任務を終わらせた直後

ボスは俺に電話を掛けて そう告げた

いきなりの事でびっくりしたが ボスの命令だから

仕方なく向かった

そして扉を開けるとどうやら 俺以外は揃っていたようだ

そう紫の髪の毛の人が言う

あの人はSIONN組の若だった

俺を怯えて見るのは Amano組の若

そう上を向きながら話している……?? のはITM組の若

Akit組若の笑顔に怯えているのは Mdrgw組の若

そう言いながら笑っているのは Ouzyou組の若

これからこの6人で過ごしていくと 考えると少し気が重くなる

失敗しないように失敗しないように そう思いながら始める

精一杯明るく自己紹介をする

なつ以外は苗字含めて自己紹介を 俺に続いてやっていった

そう言ってもなつには反応がなく ただどこかに向かって相槌を うっているだけ

数分してからなつは喋り始めた

どうやらなつは 『兄ちゃん』という 幻覚が見えているようだ

ほとんどの人が自分の部屋へと 帰っていく

1人を覗いて

そそくさに着替え外に 出ていくなつ

不思議に思い、着いて行こうかと 思ったが、やめといた

何となく、怖く、 奇妙だったからだ

俺は直ぐに考えるのをやめて、 自分の部屋へと向かっていった

次回　♡10