……
シヴァさん…
…
あれるなさん?
どうしたの〜?
るなさんも夜風浴びに来た?
え……ぁ
あんま外いると
風邪ひいちゃうよ?
中入った方がいいんじゃないかな
風邪ひいちゃうよ?
中入った方がいいんじゃないかな
ッ……
…コク
どうしたんですか!!
え…?
シヴァさんなんか変ですよ!
何かあったなら言ってくださいよ!
何かあったなら言ってくださいよ!
…
なんでいつも
ひとりで抱えて…ッ
ひとりで抱えて…ッ
どこかに行こうとするんですか!
るな…
ッ…
ごめんね……
俺もうさ
先長くないんだよね…ニコッ
え…?
あの石でうりの寿命が
減らなかったのは
減らなかったのは
俺の寿命が減ってったから
俺は…
みんなに幸せになって貰いたかった
それを願ってたんだ…
そしたら
俺の寿命はあと数週間…
俺の寿命はあと数週間…
それぐらいなんだ
ッ…!!
それで…ッ
自分は消えて
みんなが幸せになるとでも…?
みんなが幸せになるとでも…?
どうせ記憶は消すんだから
俺がいるいないは関係ない
俺がいるいないは関係ない
なわけないでしょ!!
るなは…
るなは!!
ずっと覚えてるからッ!
ずっと覚えてるからッ!
絶対忘れないッ!
無理だよ…俺の能力に
るなが勝てるわけない
るなが勝てるわけない
思い出してみせます
シヴァさんを忘れるなんて
したくない!
したくない!
でも俺はもう死ぬんだよッ!!
ならるなが救ってみせる!!
え…?
るなの能力の全部を
シヴァさんに使って
シヴァさんに使って
シヴァさんを助ける!!
そんなことできるかも
分からないのに
分からないのに
これでもるなは
命あるものはなんでも
癒せる能力なので!!
命あるものはなんでも
癒せる能力なので!!
なんで…そこまでして
好きだから…!!
ッ…!
るなはシヴァさんが
大好きだから!
大好きだから!
助けてくれたあの時から
シヴァさんが好きです!!
シヴァさんが好きです!!
ッ…ぇ
だから助けるッ!!
るな…
だからお願いです……
ひとりで行かないで…ッ?
ッ!!
シヴァさんを
助けてッ…!!
助けてッ…!!
シヴァさんの寿命を
元に戻してッ!!!
元に戻してッ!!!
……ぁ
ポロ
どう……ですか?
うん…すごく伝わってきたよ…
良かった……
ギュッ……
るなはこの手を
絶対離しません
絶対離しません
幸せにします……
るなと付き合ってください
……?
いやッ!?なんか違くない!?
それ俺が言いたかった…!!
返事ッ!
はぇ…は、はい!(?)
……ニコッ
やったッ……
ダキッ
うわッ……
大好き…!
…お、俺もッ…
大好きだよ…
ヒューヒュー
あっついねー
るなさんおめでと〜!!
おめでと!
ありがとう……!
いやぁまさか
あのるなから告白とは
あのるなから告白とは
照れてる様子なかったな
え、みんなどこから見てたの?
最初らへんからだよ
え、じゃあ
全部知って……
全部知って……
るね
恥ずかしい…
あっつい告白でしたねー
見てるこっちが
キュンキュンしたよw
キュンキュンしたよw
うちのるなさんを
お願いします〜
お願いします〜
いえいえ〜こっちの
シヴァさんこそ
シヴァさんこそ
まぁでもほんまよかったわ
12人で
こんな笑えるなんて
思ってなかった……
こんな笑えるなんて
思ってなかった……
るな今すっごい幸せです
俺もだな〜
この幸せが
永遠と続きますように!
永遠と続きますように!