ある休日。
麩永 汐
久々ね、貴方とこうやって二人きりになるの。
森井 瑛太
バレンタイン以来ですね…!
麩永 汐
あぁ…そうだ、貴方に渡したいものがあって。
麩永 汐
こ、これ!
僕は昨日、大好きな麩永先輩に呼び出された。 「渡したいものがあるから」と。
森井 瑛太
…!
麩永 汐
あ、貴方にもらったから返しただけよ?
麩永 汐
別に、好きってわけじゃないんだからね?
森井 瑛太
チョコ…!!
先輩から渡されたのは、ハート型の典型的なチョコだった。 きっと…手作りだろう。
森井 瑛太
でも先輩さ、男子にもたくさんチョコ貰ってましたけど。
麩永 汐
なっ!?
森井 瑛太
も・し・か・し・て・?
麩永 汐
ち、ちがっ…!
森井 瑛太
ふふ、そういうところも可愛いんですけどね〜
森井 瑛太
まぁ、チョコありがとうございます!
麩永 汐
べ、別に可愛くなんてないんだからね!?
森井 瑛太
それをツンデレって言うんですよ?
森井 瑛太
じゃ、そういう事で〜
麩永 汐
ば、ばかぁ…
先輩をいじるの、案外楽しいのかもしれない。 僕はチョコを片手に、公園を去っていった。
麩永 汐
そう言われたら…!もっと好きになるじゃないのぉ…
天宮
青春してますね……
天宮
私には一生関係ない話ですがね…はっはっはっはっは…
【完】







