調伏会社『VOICE』

皆さん、調伏とはしっていますか？

調伏とは、 呪詛と似たような意味ですが、仏教用語で、主に密教において、自己の心身を 制御し、悪を退け、障害を取り除くことを指します。

対象を「悪」と見做して滅しようとする行為です。

この世界では、｢呪い｣というものが 人知れず蔓延っています。

その呪いを倒す、調伏する、または消し去るために必要なことは2つ。

自身が呪いを倒すために、それよりも 強い呪いを自分に宿すことです。

調伏、すなわち呪いとは、 人に不幸や災いをもたらす行為という 意味ですが

魔除のお守りや、誰かの幸せを祈る 行為もまた、｢呪い｣となり得ます。

違いはただ1つ、 その呪いに込める"感情"です。

つまり、調伏に必要なのは 恐怖や畏怖以外の、強い感情を持つこと が必須なのです。

しかし、感情の種類に決まりは ありません。

憎悪だろうと、〇意だろうと、 敵意だろうと...

それは"呪い"となり得るのです。

2つ目は、"呪い"を打ち砕く動作です。

呪いを｢斬る｣というより、 自分の呪いを｢ぶつける｣イメージが 大切なのです。

その動作によって、自身の呪いは放出 され、最終的に強い"呪い"を持って いた方が勝利します。

しかし、自身が宿した呪いよりも、 相手の呪いが強くて、自身が負けた 場合...

自身はその呪いに喰われます。

きちんとしたお祓いを受け、呪いを 消し去らない限り、それは一生体を蝕み ﾀﾋぬまで共にしなければなりません。

つまり、調伏とは、ﾀﾋと隣り合わせと 言っても過言はありません。

さらに、自身の"呪い"には自身の イメージが必要不可欠です。

そもそも、"呪い"とは姿かたちを持って はいません。

姿かたちが見える、"呪い"に 分かりやすいイメージをつけたのは 我々人間なのです。

それ故に、自身の"呪い"にも、 明確なイメージが無ければなりません。

これが調伏です。

お分かりいただけましたか？