クラスメイト
瑠海
な…何ですか…?
クラスメイト
瑠海
クラスメイト
クラスメイト
瑠海
クラスメイト
クラスメイト
瑠海
クラスメイト
瑠海
クラスメイト
瑠海
ガコンッガコンッ
瑠海
飲み物を手に取り、 手はもうパンパンだ。
瑠海
急に涙がこぼれてしまった。 泣かないって決めたのに。
瑠海
あんなクラスメイト… 苦しみを味わっちゃえばいいのに…。
クラスメイト
瑠海
クラスメイト
「Class Room」開始なーw
瑠海
クラスメイト
瑠海
Class Room。
うちのクラスでのゲームみたいなものだ。
罰ゲームの代わりに、 classroomと呼んでいる。
クジがあって、 その中に書いてあることをする。
例えば…「一人で放課後に掃除」とか、 「クラスの誰かに告白」とか…。
クラスのために何かを尽くす、 という罰ゲームだ。
「クラスのためだと思って」
いつもこう言われる。
瑠海
私には拒否権もなくて、 満足できなかったらすぐに classroom。
嫌だと思っても、言っても無駄だ。
クラスメイト
クラスメイト
「当たり」じゃーん…。
瑠海
「当たり」。
数枚その中に入っていて、 これが出たらその時は免除される。
クラスメイト
クラスメイト
安心した。 今日は免除だ…。
それからは何もなく、 すぐに帰った。
次の日
瑠海
瑠海
瑠海
クラスメイト
今日休みなのか!?
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
ピンポンパンポーン
急に放送が始まる。
瑠海
『二年A組の皆さんごきげんよう。』
『私がだれかわかるかな?』
クラスメイト
『おやおや…聞き覚えもないのかな?』
瑠海
久弥先生ですよね…?
『おやおや飛真紀さんご名答~。』
『そう、君たちの英語の先生、 そして担任、志波 久弥だ。』
クラスメイト
瑠海
ましてや一年全員英語がなかったって話…。)
『さあ、僕の正体もわかったところで、 始めようか。』
クラスメイト
クラスメイト
『喚きたてるな。 うるさいな。』
『そろそろ始めようか。 これ以上騒いだら許さないよ。』
『疑心と絶望のゲーム…。』
classroomを!
瑠海
先生がそう言った瞬間、
私たちは体育館に移動した。
瑠海
瑠海
『さあ、始めましょう。』
『ゲームのお時間です。』