サッチ
哀歌
夜、少しだけ時間をくれと言ってきた
この人、意味がわからない。
哀歌
サッチ
哀歌
哀歌
哀歌
サッチ
サッチ
哀歌
サッチ
その言葉を言い放つと、
ぐいっと、あごを掴まれる
哀歌
サッチ
人の顔をまじまじ見てきて、言う言葉ではないだろう。
哀歌
手首を掴まれる
哀歌
サッチ
哀歌
サッチ
哀歌
そう言うと、手首から力が抜けた。
サッチ
哀歌
もはや会話が成り立っていない、
でも、それでよかった。
どうせ私なんて、居てもいなくても変わらないから。
目を伏せたまま、その場を離れた
どうやら夢主は、まだ宴で楽しんでいるみたいだ
夢主が帰ってこないうちに、寝てしまおう
もう、心に干渉されずに済むうちに
哀歌
まだ冷たいベッドに入った
さよなら、今日よ
さよなら、運命よ
記憶を消して。
コメント
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続き待ってます(*´˘`*) 頑張ってください\(*⌒0⌒)♪