ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
いむくん
ないこ
いむくん
ジッジー
ないこ
いむくん
それからちょっと時間が経ってから
赤い人が校門に現れました
殺されないよう気をつけてください
ないこ
いむくん
ないこ
ないこ
ないこ
いむくん
いむくん
ないこ
何やってるんだ俺は、、、
なんでおしつけたりしたんだ
こんなに怯えてて、怖いはずなのに、、、
当たり前だ
こんな場所
殺されるかもしれない場所
怖いに決まってる
ないこ
いむくん
ないむ
初兎
If
If
初兎
今まででこんなに初兎が
大人しかった事があっただろうか
相当ショックだったのだろう
顔色の悪さが俺に直接伝えてきた
大丈夫か、、、?
そう言おうとしたその時
ジッジー
大っ嫌いな音が聞こえた
今にでも逃げ出したい
叫びたい
泣き叫びたい
りうらのために
お葬式も作って
幸せになって
楽しく暮らして○んで
りうらに会いに行くんだ
「久しぶり」
「元気だった?」って
いつものように
そしたら、初兎から聞いたこともない声が聞こえた
初兎
初兎
初兎
初兎
If
If
If
If
ほとけはこんな状態の初兎を元の初兎に戻したのだろうか
俺には出来ない
なんて声掛けたらいいか分からなくなるから
自分より他人優先なんて俺には出きっこないんだよ
自分を収めるのが精一杯で
お前のこと心配するふりをして
自分の事ばっかりなんだよ俺は
初兎
初兎
If
初兎
If
違う
違うんだよ初兎
俺は、、、
自分勝手なんだ
赤い人が校門に現れました
殺されないように気をつけてください
If
If
初兎
初兎
If
初兎
初兎
If
初兎
初兎
If
If
If
あいつが初兎の後ろに現れた瞬間
一気に青ざめて
何も喋れなくなった
If
初兎
初兎
If
赤い人
赤い人
初兎
初兎
初兎
If
赤い人
赤い人
あいつは1人殺ったら消えるらしく
不気味な笑みを浮かべて消えていった
初兎
If
初兎
初兎
If
If
初兎
初兎
If
初兎が脱落しました
If
最後の言葉、、、
「うん」かよッ
しょにだの目は瞬きみたいな一瞬の動きじゃなくて
ゆっくり目を閉じた
もう、、、
一生笑った顔は見れない、、、
そんな事を思いながら
俺は泣いた
If
なんでッ
こんな思いせなあかんねやッ
りうらもッ
初兎もッ
こんな所に来てなければ
今頃ッ
今頃ッ
楽しく過ごせていたはずなのにッ、、、
If
If
If
If
If
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
ジッジー
アニキ
赤い人が校門に現れました
殺されないように気をつけてください
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
アニキ
あいつらには俺の必死な声が届かんかった
どうしたらいいんや、、、
俺には見えてる、、、
しょまろの後ろにあいつが居るの、、、
アニキ
アニキ
次の瞬間
初兎があいつに殺られる瞬間を見た
アニキ
声が出せなかった
怖かった
あれだけいつもアニキしてるのに
その時だけは「助けて欲しい」
と
叫びたかった
まろが泣き崩れるのが見えた
そりゃ目の前で大切な人が刺されたんだ
そうなるだろう
アニキ
俺は静かに泣いた
俺はいつでも誰かのアニキで在りたいから
支えていきたいんだ
俺には無理かもしれない
でもッ
嘘でもアニキ面してたいんだ
アニキ
アニキ
お前のためにいっぱい泣けんくて
もし、、、
いや
元の世界に戻ったら
いっぱい泣くからさ
その時まで
ちょっと待っててな
初兎
初兎が脱落しました
アニキ
聞きたくもない音声を聞きながら俺は
静かに泣いた
ないこ
いむくん
いむくん
ないこ
まだ怖いのか
いつものいむが消え去ったように静かだ
いむっていつになっても
うるさいイメージがあったけど
やっぱり
いむも人間だもの
怖い時だって静かな時だってある
そんな事を思っていると
ジッジー
いむくん
いむくん
ないこ
大丈夫だよ
そう言おうとしたら
いむくん
いむの「怖い」という感情が消えさったように
一瞬にして止まった
ないこ
逆に俺が怖くなって
恐る恐る聞いてみた
そしたら
いむくん
いむくん
ないこ
いむくん
いむくん
ないこ
ないこ
俺がいむの肩を強く掴んだ
すると
いむくん
いむくん
いむくん
ないこ
ないこ
俺は誰にも言ったことないほどに大きい声で
怒った顔で言った
いむくん
普通好きな人に
こんな顔でこんな事言うやついないと思う
でも
おかしくなって欲しくなかった
初兎ちゃんはもう、、、
もう、、、
りうらでおかしくなっちゃってるんだよ
ないこ
いむくん
いむくん
いむくん
ないこ
いむくん
いむくん
いむくん
いむくん
ないこ
いむくん
いむくん
いむくん
ないこ
ないこ
いむくん
いむくん
ないこ
ないこ
ないこ
いむくん
ないこ
いむくん
ちょっとの間沈黙が流れた
けど
いむが先に話しかけてくれた
いむくん
いむくん
いむくん
ないこ
ないこ
いむくん
いむくん
あぁ、あの時と一緒だ
泣きついて来た時と
泣き虫な時のハグといむがしっかりしてる時とのハグの違いは
何故か分かる
好きだからかな、、、?
何故かは分からないけど
このハグは
懐かしい感じがした
コメント
2件
めっちゃ好きです! 無理しない程度で頑張ってください