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扑蕪様からのリクエスト。

SUGA × V (TEGI)

苦手な方、地雷の方回れ右です。

大丈夫な方、そのままお進み下さい🙃

数学の時間

大嫌いな方程式なんかが沢山黒板に書かれる中、僕は大好きな先生の声だけ聞いて癒される

泰亨

んん~…好きぃ…

智旻

ㅎㅎまた言ってんの?

泰亨

だってかっこいいもん…

智旻

僕は英語科のキム先生が好き~

泰亨

…ジュニヒョンかっこいいけどさぁ…やっぱりユンギ先生でしょ…

智旻

お前が先生をヒョンって呼んでるのムカつくもん!…

泰亨

はぁ!?そんなの知らないし!兄弟だもん!

泰亨

てかお前恋人いるじゃん!リア充!最低!裏切りもの!

智旻

なッ…なんだよそれ!

玧其

はい次~…

玧其

…ここの問題。…そこ。後ろから二番目。キムテヒョン。

泰亨

はい!

玧其

はいはい、返事がいいのは分かったから、答えは?

泰亨

分かりません!でも先生のこと愛してます!!

玧其

馬鹿なこと言ってないで座れ。考えろ。

泰亨

わああ!辛辣!!!でもそんなとこも好きです!!

玧其

うるせぇぞ~…じゃあ、他のやつ……パクジミン。

智旻

僕もわかんないで~す。

萌え袖して上目遣いしてるだと!僕のユンギ先生に!?まぁ、なんてことするのかしらこの子!!この子彼氏持ちとか信じられかしら?!(

玧其

…萌え袖して上目遣いとか…教師に愛嬌してどうすんだよ。問題考えろ。

智旻

うっわぁ!せっかくこの天使が愛嬌してあげてるって言うのに、先生ほんと辛辣!、

泰亨

あぁ、、そういうとこもかっこいい…♡

智旻

……やっぱりお前ちょっと変だよ、…

玧其

おい、キム。お前部活中もその調子だとソロパート外すからな。

泰亨

えッ…そ、それはダメです!!

玧其

なら真面目に授業受けろ。

泰亨

うぅ…

智旻

ㅎㅎ……

お昼休み

泰亨

ユンギ先生ええええ!

玧其

キムうるさいぞ。

泰亨

もお、、テヒョンって呼んでくださいよ!

玧其

あー、はいはい。テヒョンテヒョン。

泰亨

えへへ…//

玧其

単純な奴だなほんと。

泰亨

へへッ…ねぇ、先生!お昼ご飯一緒に食べよ!

玧其

悪いけどそんな暇ないから。キム、、テヒョンも、ちゃんと飯食って数学勉強しとけよ。

僕の頭に出席簿をコツンと当ててくる先生

泰亨

いてッ…

玧其

ㅎㅎ…ほら、これやるよ。

泰亨

?…

玧其

これ食って勉強励めよ~…

泰亨

あ、ちょッ、先生…

行っちゃったし…

泰亨

ダークチョコ……

カカオ96%って…僕食べられないよ…

泰亨

でも…先生らしいや…ㅋ…

泰亨

…はぁ、しょうがない、。ジミナとご飯食べるか…

僕は屋上にいるであろう親友の所へ向かう

「ちょッ、お前ッ…ここではダメだって…///」

『え?なんで、?ㅎㅎ…ヒョンは喜んでるじゃんか…』

…何だこの声…

片方は確実にジミナの声…

もう片方は…

あぁ、あいつだ、、一年の…チョンジョングクとか言うやつ…ジミナの恋人…

智旻

ちょッ、グガダメだって…///

柾國

ねぇ、ヒョン拒まないでよ…

何したんだよアイツら…僕は…僕はユンギ先生に相手にもされなくて辛いのに…

泰亨

……みんな酷いよ…

そう呟いた僕は口にユンギ先生から貰ったダークチョコレートをほっぽった

泰亨

……苦い…

こんな苦いチョコが好きなんだな…僕みたいなお子ちゃま舌には分からない…きっと、永遠に…

泰亨

……

自然と涙が溢れる

視界がどんどん悪くなる

ねぇ、先生。

僕が大人だったらよかった、?…教え子じゃなかったら?

先生が好きな、ダークチョコと珈琲が似合うような男だったらよかった、?…

なんなら僕が美人で可愛い女の子だったら相手にしてくれたの、?…

泰亨

……ねぇ、先生教えてよッ…

これは禁断の感情だ

そんなの分かってる

でも、、それでも…

泰亨

…好きッ…先生好きだよッ…

あー、、今日の部活…行きたくないなぁ… 先生顧問だし…

そんなこと考えながら午後の授業を受けて、本当に部活に出席せずに家に帰った

玧其

…………

最近やけにあいつの元気が無い

毎日のように誘いに来てた昼飯だって教室の隅で一人で食ってるみたいだし

部活にも来やしない。

何があったのか知らないけど教え子だから、心配にはなる

玧其

あいつどうしたのかな…

號鍚

ユンギ先生どうしたんですか?

呑気にオレンジジュース啜りながら聞いてくるのは体育科のチョンホソク

玧其

あぁ、いや、、なんでもないです…

南俊

ユンギ先生。テヒョンアなら失恋ですよ。失恋。

號鍚

失恋…?

南俊

はい、…振られた訳じゃないみたいなんだけど…

號鍚

??…振られた訳じゃないのに失恋したの?

玧其

……失恋…

失恋って…あいつ、。俺に散々告白しといて…勝手に白旗上げやがって…

散々俺に愛してるだの、大好きだの言ってたくせに…

こちとら、教師っていう立場だから我慢してやってたのに…

あいつは俺の事そんなに好きじゃなかったのか?

玧其

……巫山戯んなよ、ガキ…俺がはい、そうですかって引き下がると思うなよ…

號鍚

え、ちょ、先生、?

玧其

ジュナ、ホソガ色々ありがと。

號鍚

あ、あぁ、はい。…てか、ヒョン…俺なんかしました?

南俊

話が掴めません…

碩珍

こらこら~、職員室なんだからちゃんと先生呼びして~ㅎㅎ

玧其

あ、ヒョン…保健室開けて何してんですか…

碩珍

やー、、言ったそばからヒョン呼びするんじゃないよ…

玧其

…分かりましたよ、。

泰亨

失礼します…2年B組キムテヒョンです…英語科のキムナムジュン先生お願いします

南俊

はーい、、…テヒョンアどうした?

泰亨

…俺一応英語係だから…提出物出しに来ました

南俊

あぁ、ご苦労さま。ナデナデ…

玧其

………

號鍚

…ユンギ先生顔怖いですよ

玧其

ホソク先生…俺…教え子のこと好きになったみたいです。

號鍚

……え?

玧其

テヒョンアが…好きなんです。

號鍚

……ヒョン、、頑張ってください。世間は許してくれないかもだけど…俺は応援しますから。

玧其

ㅎㅎありがと、…

泰亨

じゃあ、それだけなので、失礼しました…

玧其

…おい。キム。ちょっと俺についてこい。

泰亨

え、あ、…はい、。

號鍚

(ヒョン、화이팅)

はああ、、最悪…なんでよりによって僕になったの…

英語科三人もいるじゃんか!提出物出しに行くのとか面倒臭いし、重いもん…

それに、職員室にはユンギ先生もいる、。

でもしょうがない…

泰亨

行くか…

僕は口の中にミルクチョコレートを含んで職員室まで提出物をはこんだ

泰亨

失礼します…2年B組のキムテヒョンです…

無事ジュニヒョンにも課題を渡すことが出来た

泰亨

じゃあ、それだけなので失礼しました…

玧其

…おい。キム。ちょっと俺についてこい。

泰亨

え、あ、はい、…

屋上

なんで呼び出されてるんだよ俺…

今一番辛いのに…先生分かってよ…

玧其

……お前さ…なんで部活来ないわけ?

泰亨

ッ…それは、。

なんだよ、、やっぱり部活のことか…僕の心配なんかしてくれるわけないよね…

玧其

…いつまでも体調不良だ、家の事情だって休まれてたら練習になんねぇの。

泰亨

……すみません

玧其

…それに、休むホントの理由が失恋じゃ尚更だ。

泰亨

ッ、!

玧其

失恋なんてお前の私情だろ。

泰亨

………

酷い、、私情だけどッ…先生の言い分は分かるけどッ、、でも、こんな言い方はないだろ、。

泰亨

先生にッ…何がわかるんですか!

泰亨

僕はッ…僕は…ずっと好きだったからッ…でも、どう頑張っても先生には釣り合わないし、好きなんてなってもらえないッ…

玧其

………

泰亨

ただの迷惑になっちゃうからって…好きになるのやめようとしたのにッ、!

玧其

誰も迷惑って言ってねぇの。分かる?

泰亨

ッ、、…で、でも…いつも迷惑そうにしてたじゃんかッ!

玧其

こちとら教師だ。教え子からの告白喜んでたら問題なんだよ!

泰亨

ッ、、…

玧其

……こっちだって辛いんだよ…

玧其

恋しちゃいけない相手にしてるんだから…

泰亨

…え、?…

先生には、、好きな人がいるの、?…

泰亨

先生好きな人いるならッ…尚更僕は迷惑だったじゃないですかッ!
嫌なら拒否して欲しかったッ!、

玧其

…少女漫画のヒロインかよ…鈍感にも程がある…

泰亨

ッ…

玧其

……今教えてやるから理解しろ。

泰亨

へ、?…

玧其

……

僕に近づいてくる先生

泰亨

ッ…ちょ、先生なにをッ…

泰亨

んッ、!…

何が起きてるか分からない

僕の視界には先生の少し傷んだ黒髪

先生の白い柔肌

長いまつ毛

僕の唇に重なる先生の柔らかい唇

僕…今先生とキスしてる…

あ~…やばい、、幸せだ…

玧其

…これで分かった?

泰亨

…ほんとに信じていいんですか、?…先生が、、僕のこと…す、好きって…///

玧其

なんでここまで来て信じねぇんだよ。

泰亨

…やったあああ!

玧其

!?!?…

泰亨

神様ありがとう!僕ほんとに先生のこと大好きだったから嬉しいんです!!

玧其

そんなに喜ぶか、?ㅎㅎ…俺だぞ?お前の嫌いな数学の教師だ。

泰亨

先生は別!かっこいいし、優しい、それに大人だし!

玧其

ㅎㅎ…そうかよ。

泰亨

えへへ、…///先生大好き!

玧其

俺は愛してる。

泰亨

ッ…///嫌だなぁ、もぉ、…////

泰亨

うへへ、これから先生と沢山イチャイチャ出来る…////

玧其

あ、言っとくけど、イチャイチャはしないから。

泰亨

え!?!?…な、なんでですか!!

玧其

いや、だから、言ったろ?…俺は教師で、お前は生徒。普通に考えたら犯罪だ、犯罪。教育委員会に訴えられでもしたら俺は職を無くすわけ。

泰亨

そ、そんなぁ…

やっとイチャつけると思ったのに!

泰亨

せんせぇ、、お願いだからぁ…

玧其

ダメだ。

泰亨

えぇ…

玧其

……俺と付き合って、恋人らしいことしたいなら、ちゃんと卒業しろ。

泰亨

…卒業したら、、先生と沢山ギュゥしたり、キスしたりしていいの?

玧其

……まぁ、、悪いとは言わん。

泰亨

…じゃあちゃんと卒業するッ!頑張ります!!

玧其

まぁ、頑張れよ。ㅎㅎ

泰亨

はいッ!!

絶対卒業してやる!!

先生とのアオハルまってろよおおお!

卒業式

智旻

いや~、、遂に卒業だねぇ…

泰亨

ねぇ~…やっと卒業だよ、、長かったぁ…これで、やっとユンギ先生とッ…

智旻

ㅎㅎテヒョンア、先生と正式に付き合えるのそんなに嬉しい?ㅎㅎ

泰亨

当たり前だろ!!待ったんだぞ!一年!!

智旻

ㅎㅎはいはい、そうだな。

柾國

あああヒョぉぉぉぉン!!卒業しないでぇぇぇぇ

泰亨

うわッ…なんだコイツ…

柾國

コイツじゃないです!!ジミニヒョンの彼氏のチョンジョングクです!!

智旻

ちょ、グガうるさい!…てか、卒業しなくても、俺ら同棲してるし別に…

柾國

そうだけどさあぁぁぁ

智旻

あー、、もう…うるさい人苦手…

柾國

え、酷い!((

泰亨

ㅎㅎまぁ、二人ともお幸せにね!俺はユンギ先生とこ行ってくる!!

智旻

お~!頑張れよ~!テヒョンア愛してる!

柾國

なッ、、浮気!!

智旻

………

柾國

え、ちょ、無視!?!?…

旧校舎の三階

埃が窓から差し込む光に照らされてる廊下

少し古びた教室の扉

たくさんの思い出が流れる

初めて先生と会ったのは音楽室で

僕はサックスを吹いてた

一人が寂しいなぁって思ってたら先生が来て、ピアノ弾いてくれたっけ…

ねぇ、先生俺、もう卒業だよ…

沢山我慢したからさ、褒めてよ…

音楽室のドアに手をかける

中からは聞きなれたピアノの音

先生の繊細な指使い

演奏中の集中している先生の綺麗な顔

あぁ、きっと俺は先生のこういうとこに惚れたんだ

普段は無愛想で、返事も適当なのに、自分の好きなことになるとすごく真剣になる

普段と真反対の先生

目の中がキラキラして、嬉しそう

お気に入りのダークチョコレートと珈琲を横に置いてすごく幸せそうだった

これからは

ダークチョコレートと珈琲の隣に、俺も入れてくれると嬉しいな

泰亨

……先生…

玧其

……おせぇぞ。テヒョン。

泰亨

…俺、ちゃんと卒業した…大学も受かった…

泰亨

だからッ、だから…ちゃんと、俺と…付き合ってください…

玧其

……よろしくお願いします。

よかった、。

泰亨

先生ッ…やっと俺のもの…

玧其

ㅎㅎ…ほら、テヒョン。手、出せ。

泰亨

??…なんですか?

玧其

ㅎㅎ、卒業祝いだ。

チャリッという金属音と共に俺の掌の上に置かれたのは、先生の家の合鍵だった

泰亨

ッ、!…こ、これって…

玧其

…これからよろしくな。俺の嫁さん。

泰亨

ッ…先生ッ…イケメンかよッ、、好き…

玧其

ㅎㅎ、はいはい…

泰亨

ねえ、先生。キスしていい?無性にしたい。

玧其

いや、さっきまでのムードはどこへ?

泰亨

いや、そんなもんないです。我慢できないんでしますね。

玧其

え、ちょ…

チュッっと、唇の重なる音がする

人生で二回目のキスはあのダークチョコレートの味がした

あぁ…先生…

俺、先生のこと愛してるよ…

Fin_

この作品はいかがでしたか?

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コメント

55

ユーザー

いやいやいや主さん神?もうスッキッ

ユーザー

いやいやいやいやいや主さん、、、最高過ぎんだろ❤️

ユーザー

最高すぎる。ㅠㅠ

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