めづるのトラウマ体験談

あの日以来何度も体を求められた 大事には至らなかったが、 他人に気づかれない範囲で 繰り返し行われた

僕が嫌がると暴力を振るわれた もちろんそれも、気づかれない範囲で

痛くて泣くと、 周りに聞こえないように 口を塞がれた

口を抑えられた時に よく酸欠になった 「死ぬ」と数えきれないほど思った

どんどん行為はエスカレートしていき〇〇〇に指を入れられた 激痛が走った

気持ちいいと言わないと 殴られるのが分かっていたから 嘘をついて我慢した

小学4年生の僕には お兄さんの言ってることが わからなかったが、 トラウマとなって耳に声が残るには 十分すぎた

学校

話そうとすると、 脳内にお兄さんの声が響いた

フラッシュバックして 吐き気がするようになっていた 相談しようにも出来なかった

公園

いない

お兄さんは公園に来なくなった 僕のことを好き放題して 飽きたら捨てて、 どこかへ行ってしまった 今でもフラッシュバックして 吐いてしまうことが時々ある 同じクラスの男の子に告白された時も 思い出してしまって気持ち悪くなった お兄さんのトラウマで、 男性恐怖症・好意恐怖症に なってしまった お兄さん貴方は今、 他の子に同じことをしているの？ しているなら辞めて欲しい あの大好きだった公園が 恐怖の場所になってしまった 嬉しいはずの告白が 怖いものになってしまった 外に出るのすら、 またばったり合うんじゃないかって 怖くなった 他の誰かもそんな風に なってしまうかもしれない だから、どうか やめて

2022-11/7