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現在放置中。記憶の彼方へ行きました。

110 - 金スマでバケモノグルイ

♥

60

2021年12月07日

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曲パロ/リクエスト

大変長らくお待たせいたしました、

にこどん様のリクエスト 「バケモノグルイ」 by 金スマ

そう、これは宵の始まり。

これはある奇妙な夏夜の噺

生け贄に捧げられし者

人間を嫌いし者

作曲/ユリイカノン 作/ミッドナイト

きんとき

そう狂った九夏の怪談

きんとき

逢魔が時ひぐらしが告ぐ

きんとき

飼い慣らした傀儡が選ぶ

その👁は誰?

スマイル

「まぁちゃんちゃらおかしな口承」

スマイル

災禍の凶兆をご覧よ

夥しい🦋の死骸が

スマイル

参道に散らばっ

スマイル

スマイル

いた。

雨が降る。

この村は鬼の子の怒りを鎮めるとして

村の子を生け贄として 差し出す風習がある。

スマイル

ただ、 本人は 人間が好きではなかった。

きんとき

掻い潜った市街の喧騒

きんとき

境内から響いた嚮導

きんとき

灯籠

きんとき

石畳の階段

踏み入る少女

きんとき

もういいかい?

きんとき

もういいかい…?

と、

問うが鬼の声は聞こえず、

きんとき

静寂裂く鐘音さえも

きんとき

きんとき

きんとき

きんとき

きんとき

スマイル

「嗚呼、 かしこみかしこみ…」

手弱女の

きんとき

声と

スマイル

火の音が

籟籟と……

きんとき

「懸けまくも畏き大御神」

スマイル

今、

夜宴

が始まる──。

スマイル

さぁ華やいだ怪奇の夜に

スマイル

喰らって

スマイル

奪って

掻き攪せ

きんとき

ようこそここは泥犂の街

きんとき

狂い啼け

化け物よ

スマイル

さぁ散れ災禍

スマイル

百鬼の群れ

スマイル

蛙鳴禅燥を蹴散らして

きんとき

排する愚民

きんとき

眼を伏せて

スマイル

心臓

スマイル

を、

抉り出した。

きんとき

そう狂った九夏の怪談

きんとき

今日も
1人
誰かが
死んだ。

きんとき

半夏雨がザアザア降って

幽霊塔

きんとき

が消える。

スマイル

空気中を漂うように

スマイル

泣きじゃくる声が聞こえた。

スマイル

訝るのも赦さぬ幻想

スマイル

つ き お と せ 。

石造りの祭壇で

襦稗の少女が目を覚ます。

きんとき

かあさま、

きんとき

どうしてそんなにも

きんとき

泣いているの?

悄然として立ち尽くす、

祭服姿の父と母

スマイル

その四肢

スマイル

双眸

スマイル

スマイル

全て、

スマイル

贄 せ よ 。

きんとき

あぁ一夜で散る花も

スマイル

久遠を往く鬼の子も

きんとき

死生有命の輪の中で

スマイル

等しく囚われる

きんとき

冥い迷道でひたひたと

スマイル

重なり合った足音が

きんとき

九夏の怪談を連れて

忍び寄る───

きんとき

……ッ!?

きんとき

さぁ華やいだ怪奇の夜に

スマイル

喰らって奪って掻き攪せ

きんとき

ようこそここは泥犂の街

スマイル

狂い啼け

化け物よ。

スマイル

さぁ人間、赦しを乞え

スマイル

糜爛

きんとき

神罰

スマイル

榮紀

きんとき

濫觴

嗚呼、神を呪えどこんな、

人生は変わりやしない。

スマイル

ほら

スマイル

また、

きんとき

スマイル

目を背けて。

曲⇒バケモノグルイ

出演⇒金スマ

作者⇒ミッドナイト

ありがとうございました! (予告:明後日にエリート/スマ)

現在放置中。記憶の彼方へ行きました。

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コメント

5

ユーザー

好きです!!✨

ユーザー

フゥゥゥゥゥゥ!!(ノリノリ)

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