学校の中は人で賑わっていて相変わらず うるさくて
俺は言うまでもなく友達もいて 周りからも甘ったるい視線が漂ってくる…
反対にあいつは言うまでもなく弱っちいやつだと思ってる…
なのになんで…
こんなに惹かれるんだ…
松村
京本
松村
京本
松村
あいつはそう言って 廊下を歩き出す…
あいつは友達もいない、話す相手もいない ただ本を読むか寝てる(もしくは寝てるフリ) をしていて ただそこに小さく存在しているだけだった…
お互い真反対で関わることなんてないのに…
なんで俺があんなやつ好きになってんだろ…
モブ1
京本
俺はこの数日間心の中で抱えていた モヤモヤをどうにかして消化したかった…
でも運命は俺の願いなんて聞こうともしなかった…
ドスッ
京本
松村
まさかよりによって松村… 確か帰り道は一緒だった気が…
松村
早く行ってくれねぇかな… でも…帰る人いないし… こいつとなら…
松村
京本
松村
松村
松村
なんでこんなにも守りたくなるんだ… こんなこと言われたら帰るしかないだろう…
京本
松村
松村
京本
京本
松村
松村
京本
こいつは意外と素直で可愛い生き物なのかもしれない…
しばらく隣で並んで帰っている
松村とはたくさんのことを話した…
松村は以外にもネコをかっている
話す時に松村をよく見るとネコの毛が着いていたり
いつもより顔が明るいような…
ネコの事好きなんだなって…
でもネコよりも…
俺のこと好きになってくれてもいいのに…
そんなことを思いつつ歩いている
松村
京本
松村
松村
松村
北斗の発言でようやく俺は気づいた 北斗はネコだけに心を開いているんじゃない… 心を開ける人がいないんだ…
京本
京本
松村
松村は顔を赤くして俯く…
京本
京本
松村
京本
京本
そういうと松村は耳を真っ赤にして…
松村
京本
松村
京本
京本
松村
京本
本当にこいつの反応を見る度にドキッとする… なんか胸に来る可愛い感じ… なのかな…
友達といる時とは少し違う楽しさを過ごしながら 俺と北斗はもうすぐ別れ道に近づく…
京本
京本
そう言って道を進もうとした時
松村
京本
松村
松村
松村
京本
京本
京本
松村
北斗は俺が見えなくなるまで見たことの無い笑顔で手を大きく振っていた 無邪気な子供を見ているようで愛おしい気持ちが湧いてくる…
可愛いな…
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