家の窓から光が差し込んでくる
そして鳥の声
これは朝の合図だ
1人には大きすぎる部屋
大きすぎるベット
それは流石豪邸って言ったところだろう
そしてそろそろ来るのかな
君は
ガチャ
さぁ寝てるふりをしなくちゃ
大吾
みなみ様…朝ですので起きてください
みなみ
( * _ _ ) z z Z
大吾
休日ですけど予定が沢山ありますので…
大吾
みなみ様!早く起きてください!
大吾は私の体を揺さぶる
みなみ
( ˘ω˘ )スースー…
大吾
みなみ様!みなみ様!みなみ様~!
みなみ
(¯¬¯)Zzz
大吾
あーもぅ
絶対に私はこのままじゃ起きない
絶対朝に必要なものなの
寝てるふりをしたら言ってくれる言葉
大吾
みなみ~起きへんとイタズラするで?
この一言
これを言ってくれるだけで私は幸せだ
私の5歳の頃からの執事
私の専属執事
みなみ
(* ´ ꒳ `* )おはよぉー大吾🎵
大吾
やっと起きられましたか…さぁ準備してください…
みなみ
大吾~うちもう無理やぁー
大吾
みなみ様🤬💢
みなみ
分かったよ~
としぶしぶ準備をし始めた私
大吾
ふふっちゃんと準備できたらご褒美ちゃんとあげますから
みなみ
えなんのご褒美?!ピョンピョン⸜( * ॑꒳ ॑*)⸝⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ピョンピョン
みなみ
明日の朝ごはんリクエストとか?!
大吾
みなみ様…まだまだ幼稚ですね
そう言うと大吾は近づいてきた
だんだん近づいてきて
私もそれに合わせて下がっていく
すると私の背中が壁に着いた時だった
ドンッ
そっと目を開けてみると大吾の顔がすぐ近くにあった
大吾
こういうことをご希望なら答えますよ…??
みなみ
(//・_・//)カァ~ッ…
大吾
ではそういうことなので早く準備してくださいね??
パタン
とドアが閉まると同時に
私は体全体の力が抜けて座り込んでしまった
みなみ
大吾のくせに…
みなみ
めちゃくちゃかっこよかったんですけど…
みなみ
私の気持ちなんて知らないで…
みなみ
あんなことしてるのかな…
そうボソッとひとりごとをこぼすと
まだ赤い頬に一瞬手を添えて
私は準備を始めた






