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家の窓から光が差し込んでくる
そして鳥の声
これは朝の合図だ
1人には大きすぎる部屋
大きすぎるベット
それは流石豪邸って言ったところだろう
そしてそろそろ来るのかな
君は
ガチャ
さぁ寝てるふりをしなくちゃ
大吾
みなみ
大吾
大吾
大吾は私の体を揺さぶる
みなみ
大吾
みなみ
大吾
絶対に私はこのままじゃ起きない
絶対朝に必要なものなの
寝てるふりをしたら言ってくれる言葉
大吾
この一言
これを言ってくれるだけで私は幸せだ
私の5歳の頃からの執事
私の専属執事
みなみ
大吾
みなみ
大吾
みなみ
としぶしぶ準備をし始めた私
大吾
みなみ
みなみ
大吾
そう言うと大吾は近づいてきた
だんだん近づいてきて
私もそれに合わせて下がっていく
すると私の背中が壁に着いた時だった
ドンッ
そっと目を開けてみると大吾の顔がすぐ近くにあった
大吾
みなみ
大吾
パタン
とドアが閉まると同時に
私は体全体の力が抜けて座り込んでしまった
みなみ
みなみ
みなみ
みなみ
そうボソッとひとりごとをこぼすと
まだ赤い頬に一瞬手を添えて
私は準備を始めた
コメント
4件
ちょ、だめ、死ぬ((((