司
それじゃあ、今日はもう解散だな
類
そうだね、みんなお疲れ様
えむ
お疲れ様〜!
寧々
お疲れ様。
司
それじゃあ、また明日だな!
類
うん、また明日
それから1時間後 司と類
司
類、少しいいか
類
…ん?司くんか、どうしたんだい?
司
明後日のショーの打ち合わせをしておきたいんだ。類と俺の最後のシーン、お前のおかげで凄い演出をすることになっただろう?
司
だから、明日は普通は休みだが、少し類と練習をしておきたくて連絡した
司
(…確かにショーの練習もしたいが、何故かよくわからんが、ものすごく類に会いたい気分だ…何故……?)
類
ショーの練習かい?勿論さ、そうだ明日、司くんの家に行ってもいいかな?
司
何故だ?何か必要なものがあったか?
類
ショーで着る衣装に着替えてもらいたいんだ。通常のショーより、今回の衣装には飾りが多いから、僕と司くんでやるシーンも難しくなると思うんだ
類
それに、今回のショーの内容は恋愛だけど、僕達のショーの恋愛は、男性同士だ。おまけに、戦闘要素もある。
類
『かつて同盟を組んでいた2つの国、つまりは今は仲が悪く、戦争直前にまでなっていた2つの国の王子が、仮面舞踏会でお互い恋に落ちる。だけど、お互いは顔も出身の国も知らない。知っているのは身分だけだった。舞踏会の最後、1人の王子は恋した王子に明日にまたここに来ることを約束するように言った。恋した王子はその約束を守り、もう1人の王子も約束を守ってその場所に仮面を外してきた。その瞬間お互い恋した相手が、敵国の王子だったと言うことを知った』
司
ここまでがあらすじだな…この後、2つの国の王が戦争を仕掛けるように騎士たちに言って、戦争が始まって、最後には2人の王子の一騎打ちだったな
類
流石にショーと言っても、バッドエンドには出来ないからね。今回は小さな子向けのショーではなく、中学生以上のお客さん向けのショーだから、重い話になってしまったけど…最後には2つの国の王子の恋のおかげで、また同盟を組み、戦争は終わりを迎えるっていうハッピーエンドにしたけど…問題は一騎打ちのシーンだ。飾りの多い王子の衣装で、しかも剣を振り回すとなるとどちらかが怪我してしまっては困る。
類
だけど、あいにく明日はえむくんのお兄さん方が舞台の点検に来てくれる日だから、司くんの家でもいいかな?
司
そういえばそうだったな、よし!それでは明日、俺の家の前でいつもの時間に集合だ!
類
わかったよ司くん
類
(…さて、明日も司くんに会えることだし)
司
(明日も類に会えることだし)
類
おやすみ、司くん
司
嗚呼!また明日!
その頃……えむと寧々は…
寧々
…え?なにこれ……えむ?!
えむ
えむ
寧々ちゃん!わんだほーーーい!
寧々
ハイハイ、どうしたの?
えむ
えっとね!…その…えっと……ちょっと待っててね!
えむ
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通話
01:05:18
寧々
…え、嘘……
えむ
おじいちゃんの舞台に壊れた場所がいくつかあったみたいなの!お兄ちゃん達も「もうあの場所は脆い、大掛かりな演出を何回か繰り返せば、壊れてしまうかも」って言ってたんだけどね!類くんの演出は、今まで凄かったけど、舞台が傷つくようなことはしてないの!
寧々
それは私も知ってる。もしかしたら、ネズミでもいるんじゃない?
えむ
ネズミさん?
寧々
普通、家とか学校の体育館とか壁とか…床下にはいるのよ、Gと一緒に
えむ
そうなんだ!お兄ちゃんに言ってくるね!
寧々
うん、
数分後
えむ
お兄ちゃんの部下って人が見に行ってくれたみたいなんだけど、寧々ちゃんの言う通りだったよ!
寧々
そう、良かったわね
えむ
うん!ありがとう寧々ちゃん!
寧々
どういたしまして
寧々
というか、点検は明日ってえむ言ってたわよね?
えむ
ほへ…?そうだっけ?
寧々
全く…まぁいいや、明日は休みってことで
類のベット
類
…司くん……
類
会いたいなぁ♡フフ…ショーでも日常でも、僕は……司くんが大好きだよ♡
類
さて、そろそろ寝ようか
類
…ん?寧々か…寧々から悩みがあると言うなんて、珍しいね
類
どうしたんだい?
寧々
嗚呼類、その……
寧々
私、えむのことが…
類
えむくんのことが?
寧々
…いや、なんでもない
類
…好きなのかい?
寧々
…え?
類
正直に言ってくれ、寧々。
類
幼なじみとして
寧々
…好き
寧々
なんか、その…よくわかんないけど…えむの失敗を近くで見てると、私がサポートしてあげなきゃって思ってサポートしてると…段々、恋愛的な意味で好きになってきちゃって…
類
そうか、僕もなんだか君と同じ気分だよ
寧々
…え?類、好きな人いるの?
類
嗚呼、我らが座長のことさ
寧々
座長って…司のこと?
類
勿論さ
類
お互いの相手がどう思ってるかは分からないけど、いつか気持ちを伝えようじゃないか
寧々
そうね…ありがとう、相談乗ってくれて…少しセカイに行ってみんなにもうちょっと意見を貰うよ
類
セカイか…そうだね、僕も時間があったらそうしようかな
寧々
ごめんね、こんな深夜に相談しろって言って……
類
大丈夫だよ。じゃあ、また今度
寧々
うん、また
1日後
咲希
お兄ちゃんー!
司
む…どうした咲希
咲希
私、今日お友達とデートしに行くから、帰り遅くなっちゃうってお母さんに伝えておいてくれない?
司
嗚呼わかった…ところで、どこに行くんだ?
咲希
カフェとかデパートかな?
司
(デート、か…)
咲希
…お兄ちゃん?
司
嗚呼!わかった。待ってるぞ
咲希
うん!また後で!
咲希
いってきまーす!
司
行ってらっしゃい!
司
あ、類か…さて、お茶でも準備するとするか!俺はスターだからな!知人としても、他人としても!客への対応は怠らない!ハッハッハ!流石俺!スターになる男!
ピンポーン
司
お、もう着いたか
司
はーい
類
おはよう司くん!
司
嗚呼おはよう!って……
大量の服を片手に、にっこりと笑った類はすごい量の荷物を背負っていて
司
なんだその服は!!!!!!
類
勿論、ショーの衣装と小物さ
司
お前…予行練習をするだけなのにこの量の服を持ってくるとは……
類
おっと、迷惑だったかい?
司
いや、別に迷惑ではないが……
類
なら良かった。ところで、使っていい部屋はあるかな?
司
嗚呼、それなら俺の部屋がいいと思う
類
わかった。案内してくれ
司
ここで良かったか?
類
嗚呼勿論さ
類は衣装を取り出して準備を始めた
司
……
司
(…どうすればいい…我慢ができない…類のが…欲しい……ヤりたい…)
司
……類
類
どうしたんだい司くん?
司
これを飲んでくれないか?
類
嗚呼、差し入れかい?勿論さ
類
ゴクッ
類
(苦いな……なんだろう、少しクラクラするね……)
類
司…くん……
バタッ
司
…類、すまない






