TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

松宮 雪羽

「私…小学生の時、祖父母が暮らすこの街に数十日間、遊びに来たことがあるの」

松宮 雪羽

「私は、幼い頃から体が弱くて、都会は合わなくて…」

松宮 雪羽

「夏休みとか長い休みの時は、祖父母の家に遊びに行ってた」

松宮 雪羽

「だけど、あの頃は、引っ込み思案な所もあって、祖父母の家に引きこもって1人で遊んでたりしてた」

松宮 雪羽

「ある時…」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

雪羽の祖母

「ゆきちゃん、近くの商店にお使いに言ってくれるかしら?」

雪羽:祖母なりの心遣いだったんだと思う。 お使いという名の元、家から出る口実を作ってくれた。

小学生の雪羽

「え?」

雪羽の祖母

「すぐ近くに【神谷商店】っていう小さなお店があるの」

雪羽の祖母

「そこに醤油を買いに行ってくれない?」

小学生の雪羽

「…分かった」

雪羽:私は戸惑いながらも、祖母の言う通り、商店にお使いに行こうとした。

雪羽:でも、迷子になってしまって…

小学生の雪羽

「どうしよう…」

雪羽:その時…

かーくん

「キミ、どうしたの?」

かーくん

「迷子?」

みぃちゃん

「ど…どこに…行きたい…の?」

雪羽:同い年ぐらいの男の子と女の子が話しかけてきてくれた。

小学生の雪羽

「商店…探してて…」

みぃちゃん

「か…神谷…商店…?」

小学生の雪羽

「…うん」

かーくん

「それ、うちの家だね」

かーくん

「一緒に行こう」

雪羽:不安でいっぱいの私の手を取り、連れていってくれた。 その時のかーくんの笑顔は、温かくて、不安は一気に吹き飛んだのを今でもよく覚えてる。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

松宮 雪羽

「その時、女の子が男の子に【かーくん】って呼んでたり、【神谷商店】が家だって言ってたのを覚えてて…」

神谷 奏

「……」

松宮 雪羽

「もしかして…かーくんが…」

松宮 雪羽

「かーくんが…神谷くんなんじゃないかな…って」

木原 翔平

「奏って昔、かーくんって呼ばれてたよな?」

神谷 奏

「……」

木原 翔平

「奏…?」

神谷 奏

「…ゆき…ちゃん…なのか?」

松宮 雪羽

「…!?」

松宮 雪羽

「…じゃあ…かーくん?」

神谷 奏

「あぁ、そうだ」

松宮 雪羽

「…よかった」

松宮 雪羽

「やっと…会えた…」

神谷 奏

「…泣くなよ」

木原 翔平

「……」

木原 翔平

《俺…どうすりゃいいんだよ!》

四宮 心菜

「あ…あのー…」

神谷 奏

「四宮さん、何?」

四宮 心菜

「沖田さんが…」

神谷 奏

「沖田か」

沖田 美咲

「やほやほー」

松宮 雪羽

「……」

♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:

作者:Tina

さて…奏と雪羽の出会いが明らかとなりました!!

作者:Tina

そして…最後に登場した雪羽が気になっている人物【沖田 美咲】が登場

作者:Tina

次回は…どうなるのかな?

作者:Tina

実は…次回第8話は、最終話となります!!

作者:Tina

どういう展開になるのか…こうご期待!!

作者:Tina

ハート50で最終話を上げます

作者:Tina

お楽しみに!!

この作品はいかがでしたか?

82

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚