青く澄んだ空に黄色の大地 太陽に向かって無数のひまわりが輝く
隣にいるのは幼なじみの海衣
小さい頃からずっと一緒にいて今日もひまわり畑に来ている
『俺ひまわりが花の中で1番好き!』
『私も!元気出るよね!』
『だよなー』
海衣はひまわりに似てると思う。一緒にいると楽しい気分になるから。
そんなところが昔から大好きだった
でもそれを言って今の関係が崩れてしまったら? そう考えて未だ踏み出せずにいる
『ひまわりの花言葉 って知ってる?』
『知らん』
『1つは憧れ』
『もうひとつはね── いややっぱいいや笑』
言ったらこの気持ちがバレてしまいそうだったから。
どこか意味ありげな瞳で海衣が 見ていた
『トイレ行ってくる』
『うん』
1人想いを馳せる
『もうひとつの花言葉は──
どこからか声が聞こえた
振り向くとひまわりの花束を持った 海衣がいた
『─あなただけを見つめる』
息を呑む
『俺はお前が好きだよ』
海衣が微笑む
─それはまるでひまわりのように─
コメント
7件
初めまして🙌 コンテスト主催者の橘 一慶(たちばな いっけい)です🙄 ひまわりの花言葉って綺麗っすよね~~ “あなただけを見つめる。”そんな幸せを運んでくれる花。主人公の彼を好きな気持ちが強く、彼は彼で主人公を好きな気持ちがあり、最後は両思いでハッピーエンド。短い文でもお互いが見つめ合っている。 コンテスト参加ありがとーございました~
コンテスト主催者の天宮 雫でございますぅw やってくれましたか笑花さん笑 ︎︎ ひまわりのように笑うっていう所が満面の笑みを想像できるからいいと思う👍 ︎︎ コンテスト参加ありがとー