部屋に散らかってる、ゼリーや栄養ドリンクのゴミ
ここ最近、まともな食事をした覚えがない
それどころか寝た記憶もない
そもそもお腹は空かないし、眠くもならない
一日中、ぼーっとして過ごし
気がついたら朝が来て、夜になって
そんな生活が続いていた
そんな僕を心配する人なんていなかった
H.
でも今日はメンバーと会議がある
だから嫌でもメンバーと顔を合わせなきゃいけないのだ
H.
H.
リビングに行けば
僕、以外のメンバーがもう揃っていて
席に着いていた
待たせちゃったかな、?
そう思ってとっさに謝る
H.
でも僕の言葉に、誰も反応しない
そのまま、会議は始まってしまった
N.
N.
Y.
R.
H.
何となくそうなることは予想していた
でも、改めて言われると悲しいな
N.
H.
あぁどうして、こうなっちゃったのかな
メンバーに信じてもらえなくなって
ライブが中止になって、活動も休止になって……
じわりと、視界が涙で滲んでいく
でも、僕に泣く資格なんてない
きっと、1番悲しいのはリスナーさんだ
だから、必死で涙を堪える
そうしてるうちに、会議は終わっていた
席を立つ時、初兎ちゃんが心配そうな顔で
僕のことを見てる気がした
いや……、そんなわけないか
僕のことを心配してくれるわけない
そう、わかってるけど
やっぱり、期待してしまう
どれだけ裏切られても、僕は期待しちゃうのだ
今日もそんな変わらない現実を
僕は無為に生きていく。
リリン
リリン
リリン
𝐧𝐞𝐱𝐭…♡1000
コメント
16件
白ちゃん!どうかどうか心配であって欲しい!
まじで、最高すぎだって‼️(*ˊᵕˋ*)