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実質初投稿です。暖かい目で見てってください。
日野森 沙也加
彼は 日野森 沙也加。20歳。最近会社に入るも残業や人間関係生活の苦しさに悶えている。
日野森 沙也加
店員
日野森 沙也加
沙也加はあくびをする店員を少し睨みつけ、食品コーナーへ歩く。
日野森 沙也加
沙也加はお気に入りのサンドイッチとエナジードリンク、サラダを手に取りレジへ向かった
店員
日野森 沙也加
店員
日野森 沙也加
沙也加は癖がついていた。気に食わなかったり、自分の正確に合わない人を見ると「嫌い」という。なぜそうなったかわ分からないがそう思う時は優越感が襲う。
日野森 沙也加
家につき、部屋に灯りをつける。スーツを脱いで手洗いうがいを施し、今にあるローテーブルに先程かったものを並べ、あぐらで座る。
日野森 沙也加
日野森 沙也加
何となく見ていたテレビに違和感を覚えた。いつもと雰囲気が違う。
日野森 沙也加
聞いた事のない字面が並び、古いカセットテープから流れるような音声でトランペットの音が始まる。
テレビ
日野森 沙也加
沙也加は聞き馴染みもなく気味の悪い歌に嫌気がさし、「うう気持ち悪い」とボヤきながらチャンネルを変えた。
しかし変えたチャンネルの先。そのまた後の先もずっと。同じ歌が流れていた。
日野森 沙也加
ふと気づいた。音が反響して聞こえる。いや、正確には「たくさん」聞こえてるのだ。
テレビ
日野森 沙也加
外は少し赤みがかった夜だった。先程テレビから流れていた音楽が町中…いや恐らく日本中に流れている。
日野森 沙也加
非通知
通話
05:08:05
日野森 沙也加
ピッ
電話が繋がった。そして
非通知
プツッ
日野森 沙也加
沙也加は動揺しきっていた。もはや何も考えられない。「夢」これは「夢」悪夢だと思うことだけ。それしかできない。
ドォォォォォォォォォン
外で音がした。爆発音。それと共に今自分がいるマンションが大きく揺れる。
日野森 沙也加
大正解
外は先程よりも赤く。遠くは燃えた戦火に包まれていた。まるで第二次世界大戦を彷彿とさせるようなものだった。
日野森 沙也加
ドンドンドンドンドンドン
扉を強く叩く音がする。
謎
謎
謎
日野森 沙也加
日野森 沙也加
謎
気づくと奴は中にいた。頭を抱え声も出ないほどの嗚咽を出す日野森の横に見下すような目でたっていた。
謎
日野森 沙也加
日野森 沙也加
謎
やつの声のトーンはさらに低くなった。
謎
日野森 沙也加
謎
謎
日野森 沙也加
謎
謎
日野森 沙也加
謎
日野森はもう生きる術となりうるものを藁をも掴む思いですがっていた。
生きたい。と
謎
日野森 沙也加
日野森は気絶した。精神的ストレスによる過労だった。
日野森 沙也加
目が覚めるとそこは自宅の風呂場だった。しかし違うところが
日野森 沙也加
そこには風呂場中に貼られた「栄光勤勉」「怨念撤廃」の文字だった。
日野森 沙也加
謎
日野森 沙也加
気づくと横には先程の輩が佇んでいた。
謎
日野森 沙也加
謎
日野森はまた気絶した。
日野森 沙也加
日野森 沙也加
いつしかみた戦火や不気味な讃歌は消え。いつもの街並みがみえる。ここは外だ。
日野森 沙也加
日野森は家の中へと入っていった。そして今日からは「感謝」「努力」それを誓おうと心に決めたのだった。
…日野森のスマホには「世直しの業」と書かれた通話記録。が残り、また日野森の腕には「天膳」の文字が埋まってることをまだ彼は知ることはない。
世の中には世直しというものがある。人の心にある邪念から生まれる厄災を払うための「呪い」だ。もしかしたら皆さんの元にも。この「呪い」がやってくるかも…
主
主
主
主
日野森 沙也加
-以上-