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葵透
莉々菜
莉々菜達は牢屋を移され、奏や紫暖を心配していた
イロハ
瑠色
そこには可愛らしいケモミミの子がいた
イロハ
瑠色
ケモミミの子は新人だと思っていたらしくとても驚いた
瑠色
イロハ
瑠色
イロハ
葵透
莉々菜
そうして中央に続々と人が集まった
ジル
仁
紗奈
瑠色以外のメンバーはそこまで驚いてはおらず、牢移動になれているらしい
仁
仁
男が何を唱えたかと思うと、地面から謎の物体が伸びて、莉々菜達を拘束した
莉々菜
葵透
イロハ
ジル
そして男は一歩ずつ近づき
仁
葵透
仁
莉々菜
イロハ
葵透
莉々菜たちは不思議そうに答えた
仁
紗奈
紗奈
紗奈は詳細を語りだした
紗奈
それは偶然でした、数日前研究員に連行される少年を見かけました
私は少年が怯えたような冷たい目をしていたのに気がつきそれが気になり魔法を使って偵察してみました
悲惨なのはここからです
本当に何もない部屋でした
少年
少年
少年は笑っていました、全てを諦めたかのように
研究員
周りをよく見ると何人か人がいました
研究員
そこからは見ていられないものだった
どうやら失敗作は薬が長期与えられないと異形と化するらしいです
彼らはどうすれば早く異形化させることができるか調べていたようでした
あるものは、腕を引きちぎられ、悲鳴をあげ、死ぬこともできず苦しみもがきました
あるものは、何本も薬物を注入され、痙攣し泡を吹き、気絶することすら許されずボロボロと体が崩れていきました
研究員の発言でわかったことがある どうやら脳への負担や強いストレスによって異形化の進行が早まるということだ
⚠ここから先はちょーっとだけグロ要素がございます⚠ 完全にストーリーにはに関係のないものなので苦手な方は次の話までとんでください
一番印象的だったのが白い髪の毛のエルフのハーフっぽい子でした
白髪の子
彼は抵抗していた
しかし無情にも研究員によって拘束された
白髪の子
研究員は黙って研究詳細を確認している
白髪の子
白髪の子は何か呟いていました
研究員
何人かの研究員が様々な道具を持ってきていた
白髪の子
研究員
研究員
白髪の子
彼の叫びは届かなかった
白髪の子
彼に繋がれている機械から電波のようなものが
研究員
研究員
白髪の子
彼の周りの器具が浮き、激しく動く
研究員
研究員
白髪の子
白髪の子
白髪の子
涙が溢れていた
異形とまではいかない、けれど足が徐々に溶け始めていた
研究員
研究員
白髪の子
彼は狂ったように言葉を紡ぐ
下半身は完全に溶けきっていた
研究員
研究員
白髪の子
下半身がとけだし、目がドロドロと出てきはじめる
化け物の形をしたそれは言葉の意味を理解できなかったのかずっと、あぁ、あ、と繰り返している
研究員
研究員
研究員
白髪の子
白髪の子
ソレは何を見つけたのかはたまた何かを必死に手繰り寄せようとしているのかなにもないところに手を伸ばす
研究員
白髪の子
それは殺意を剥き出して研究員を襲った が研究員は軽々避けた
研究員
研究員
研究員
研究員
白髪の子
それは連れていかれてしまった
けれど他の子達と違って、その子は
自分が助かる為でなく、誰かに会うために反抗していたような気がした
コメント
3件
参加型してるんですね! 参加してもよろしいでしょうか?嫌なら断って下さい!