北斗
北斗
北斗
北斗
北斗
北斗
北斗
北斗
北斗
大我
大我
大我
大我
大我
応答なし
大我
応答なし
大我
明らかに北斗の様子がおかしい。 いきなり俺に変な告白をしてきたと思えば、俺からのメッセージに既読もつけず電話にも出ない。
酔っ払いの戯言なら一向に構わないが、なんだかとてつもなく嫌な予感がした。
とりあえず北斗に合わなければ。 俺の直感がそう言えば、なんとか北斗にもう一度スマホを開いてもらおうと通知を鳴らしつづけることに決めた。
大我
大我
大我
大我
大我
大我
俺はひっきりなしにメッセージを送りつけながらも外に出るよう準備をし、なんだかそわそわしてしまい行き先もわからぬまま家を飛び出した。
大我
応答なし
大我
大我
大我
北斗
北斗
北斗
北斗
大我
大我
大我
大我
北斗
北斗
北斗
大我
大我
大我
北斗
北斗
北斗
大我
大我
なんだかとてつもなく嫌な予感がした。サヨナラが単に「見切りをつける」だけのものではないような予感がした。
なんと言うか、北斗がこの世からサヨナラしてしまうのではないか、という一種の絶望のような雰囲気をどうしても見逃せなかった。
大我
北斗
大我
大我
北斗
北斗
大我
大我
大我
北斗
大我
大我
大我
大我
とりあえず北斗と会わなければ、と言う気持ちが先行して、まるで告白のようなメッセージを送ってしまった。
ただ、嫌悪感はない。むしろ、北斗になら本気で告白してもいいくらいの気持ちだ。
北斗が望むなら地の果てまで付き合ってやろう、と本気で思うことができる自分に少し驚いた。
北斗
北斗
北斗
大我
大我
この場所には見覚えがあった。 いや、見覚えどころじゃない、俺と北斗の思い出の屋上だ。
急いでタクシーを拾うと、その場所を伝えて、出来るだけはやく走ってもらう。
大我
大我
北斗
北斗
北斗
そう、あの写真の場所は、10年程前、北斗が俺に告白し、俺がその告白を拒絶してしまった思い出の場所だった。
大我
大我
大我
北斗
北斗
北斗
大我
北斗
大我
大我
北斗
北斗
北斗
大我
北斗
大我
大我
北斗
北斗
そうこうしてるうちにタクシーが目的地に停まる。 俺は「お釣りはいらないです!」なんてカッコつけて急いでタクシーから飛び降りると、そのままそのビルへと走った。
大我
大我
北斗
北斗
大我
大我
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