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嫌われてるはずの義理の弟(Dom)に面倒を見られる

第20話 - 勉強会

333

2023年10月21日

#BL

#創作BL

北

内原翔

そういえば今日春先輩と勉強会するんだ

多田志摩

は？

多田志摩

何の勉強会？

内原翔

色々。
勉強のこととか、Subのこととか

多田志摩

俺も行く

内原翔

無理。
二人って約束したから

多田志摩

俺も無理！

内原翔

春先輩に嫌われるぞ

多田志摩

ぐっ……

内原翔

じゃあな、今日は春先輩と帰るから

多田志摩

おい！変な気起こすなよ！！

内原翔

起こすわけねーだろ！

多田志摩

今日翔の部屋で勉強会するって聞いた

高木春

そうだよ

多田志摩

俺も行きたい

高木春

今日はダメ

高木春

2人って約束したから

多田志摩

でも万が一何かあったら

高木春

あるわけないから

高木春

翔くんもSubだし

多田志摩

そうだけど…

多田志摩

でも春、本当に可愛いから

多田志摩

油断しないで

高木春

可愛いとか、嬉しくないし

高木春

翔くんに警戒するとか失礼だろ

多田志摩

だって不安なんだよ

多田志摩

恋人なんだし、束縛してもいいだろ

高木春

他のDomならまだしも、翔くんだから

高木春

安心して

多田志摩

わかった…

高木春

お邪魔しまーす

内原翔

あんま綺麗じゃないですけど

高木春

多田よりも綺麗だよ

内原翔

まあ確かに笑

リビングに飲み物を取りにいき、春先輩に差し出す。

高木春

ありがとう

高木春

隣が弟の部屋？

内原翔

そうですよ

高木春

ふーん

高木春

てかさ、修学旅行のときから思ってたけど兄弟と仲いいんだね

内原翔

え？

高木春

だって、わざわざ一緒の部屋になってたでしょ？

内原翔

あー…

内原翔

仲良いっていうか…

内原翔

パートナーです

高木春

えっ！

高木春

そういうことか！

内原翔

そういうことです

内原翔

だから今日のことは誰にも内緒です

高木春

わ、わかった

多田志摩

(やべー、気になって翔の家の前まで来ちゃった…)

多田志摩

(さすがに怒られるか？)

内原圭悟

多田先輩

多田志摩

うわ！！

多田志摩

あー…びっくりした

内原圭悟

何してるんですか

多田志摩

ちょ、頼む

多田志摩

中入れてくんね…？

多田志摩

春が翔と二人で部屋にいるんだよ…！

内原圭悟

は？

内原圭悟

なんすか、それ

多田志摩

なんか勉強会するとか言って、俺も行きたいって言ったらダメって言うし

多田志摩

何してんのか気になってしょうがなくて…

多田志摩

絶対俺らの話してると思うんだよ…

内原圭悟

…貸し一つだからな

多田志摩

ありがとう！！

多田志摩

まじなんでも奢るわ！！

翔の部屋

内原翔

この【Subスペース】ってなんですかね？

翔が買ったダイナミクスについての本をベースに二人で読んでいく。

高木春

うーん…俺も多分なったことなくて

高木春

【信頼関係が大事】って書いてあるね

内原翔

ってことは、ずっとパートナーやってる春先輩の方が入りやすいのかな

高木春

んー…信頼してないってわけじゃないけどな

高木春

いまいち条件がわかりにくいね

高木春

そもそもどういう感覚になるのかわからないし

内原翔

うーん…

内原翔

難しいですね、次行きましょう

内原翔

【グレア】は、前に圭悟に教えてもらいました

内原翔

一回志摩に…

高木春

え？

内原翔

ああ、いや！

内原翔

一回、知らない人のグレアにあてられたことがあって

高木春

そうなんだ…

高木春

大変だったね

内原翔

は、はい

内原翔

(危ない、志摩にやられたって言っちゃうとこだった…！)

内原翔

え、えーと次は

内原翔

くらいむ…？

高木春

【クレーム(Claim)】ね

内原翔

【DomがSubに対してカラーを送ること】…って、カラーってなんだ？

高木春

首輪とかブレスレットとか、パートナーの証になるもののこと

高木春

結婚で言う結婚指輪みたいな感じかな

内原翔

ふーん

内原翔

でも、首輪ってちょっと変じゃないですか？

高木春

俺もちょっと違和感はあるけど、そもそも俺らは支配されたいっていう本能があるから

高木春

きっと実際にもらったら嬉しいんじゃないかな

内原翔

春先輩は志摩から貰ったんですか？

高木春

貰ってないよ

内原翔

何年もパートナーなのに？

高木春

パートナー関係の証っていうよりかは、これからもずっとパートナーでいてほしいっていうプロポーズみたいなものだから

高木春

俺はまだ学生だし、考えたこともなかったな

内原翔

そうなんですか

内原翔

(あいつのことだから、もう送ってるものかと…)

多田志摩

ま、まて俺らの話してる！！

俺は圭悟に家に入れてもらい、翔の部屋のドアに聞き耳を立てる。

内原圭悟

おいバレるだろ、静かにしろ

多田志摩

だって、結構エグい内容だぞ…！

多田志摩

スペースとか、カラーの話してる

内原圭悟

……俺も聞く

多田志摩

おい、押すな…！

内原翔

そーいえば、志摩に告白されたんですよね？

高木春

なっ！

高木春

なんでそれっ

内原翔

あいつが言ってましたよ

高木春

…何で言うんだよ

内原翔

ははは、でも返事貰ってないって

内原翔

で、志摩のことどー思ってるんですか？？

高木春

翔くん、それ聞きたかったんでしょ！

内原翔

良いじゃないですか〜

内原翔

志摩のこと好きですか？嫌いですか？

高木春

もちろん嫌いじゃないけど…

内原翔

じゃあ好き？

高木春

恋愛的な意味で好きかって言われてもわからない…

内原翔

志摩とキスできますか？

高木春

……キスは、できるけど

内原翔

え

内原翔

もしかしてプレイでキスとかしますか？

高木春

！

内原翔

俺もされます！

高木春

えっ

高木春

兄弟で！？

内原翔

しーっ！！

内原翔

帰ってきてるかもしれないんで！

高木春

ご、ごめん…
だって

内原翔

だから、俺も困ってるんです

内原翔

兄弟なのにそんなことしていいのかって、葛藤ばっかりで

高木春

でも抵抗ないんでしょ？

高木春

普通兄弟って…プレイであってもキスなんてできないよ

内原翔

そうですかね

内原翔

まあ、圭悟は兄弟っていうか、親の連れ子同士兄弟になったんで

内原翔

血は繋がってないんです

高木春

そーなんだ

内原翔

でも俺は兄弟として仲良くしたいのになーって

高木春

本当に兄弟として仲良くしたいの？

内原翔

え？

高木春

兄弟って、思ってる以上にお互い干渉しないよ

高木春

1日1回も喋らない時だってあるし、それが普通っていうか

内原翔

そうなんですか？

内原翔

それは……嫌だな

高木春

というか、キス受け入れてる時点で、兄弟以上に好きなんだよきっと

内原翔

えー…そうなんですかね

内原翔

こういうのって、考えてもわからないもんですよね

高木春

そうそう。
多田以外とキスできるかなんて、実践しようもないし

内原翔

実践…

内原翔

あ

高木春

？

内原翔

俺、春先輩とならキスできるかも…

高木春

……は？

高木春

何言って

内原翔

だって俺圭悟としかキスしたことないし

内原翔

春先輩とキスしたら何かわかるかもしれないじゃないですか！

高木春

ちょ、馬鹿じゃない！？

内原翔

春先輩も俺としてみて、志摩とするのとどう違うかわかるかもしれませんよ

高木春

だ、だとしてもダメだから

内原翔

お願いです！

内原翔

こんなとこと頼めるの春先輩しか…

高木春

翔くん正気！？

俺は春先輩をじりじりと壁に追い詰めた。

内原翔

春先輩、照れててかわいい…

高木春

照れてるとかそういうのじゃないから！！

高木春

ちょ、冗談でしょ！？

内原翔

志摩には内緒にしますから

高木春

ば、ばか、やめ

ガチャ！！

高木春

！？

内原翔

！？

多田志摩

……春

高木春

た、多田、なんで

高木春

わっ、なに、降ろせ！

多田志摩

圭悟、お前の部屋借りるぞ

内原圭悟

ああ…

多田志摩

ちゃんと躾とけよ

内原圭悟

わかってる

内原翔

け、圭悟も、なんで…

内原圭悟

……はぁ、お前やってくれるな

内原翔

ひっ、

内原翔

(寒気する！もしやグレア！？)

内原翔

(俺やばいことしたかも！？)

圭悟の部屋

高木春

わっ！！

ボフンとベッドに降ろされる。

多田志摩

油断するなって言ったよな？

高木春

ひっ

とんでもない迫力だ。体の底から恐怖で震え上がる。

多田志摩

俺いなかったら、あのままキスされてただろ

高木春

っ…

多田志摩

はぁ…

多田志摩

だから連絡先も交換して欲しくなかったのに

高木春

結局何もしてない！

多田志摩

そういうことじゃない

多田志摩

わかるまでちゃんとお仕置きしないと

高木春

！

高木春

や、やだっ！

高木春

だって翔くんが勝手にっ…

多田志摩

危機感なかった春も悪い

高木春

そんな、だって

多田志摩

"Shut up"

高木春

っ！！？

多田志摩

俺、怒ってるから

多田志摩

お試し期間だけど…パートナー兼恋人だよね

高木春

は、はい…

多田志摩

じゃあちゃんと教えてあげる

多田志摩

"Crawl"

多田のコマンドに従い、ベッドの上で四つん這いになる。多田は俺のベルトをカチャカチャと外し、下着ごとずり下ろす。

高木春

なっ！！

多田志摩

"動くな"

多田志摩

俺がいいって言うまで、そのまま

多田は俺の腰をがっちり抱いたまま、俺のお尻をパン！と叩く。

高木春

ひゃんっ！！！

多田志摩

春は自分の可愛さがわかってないから

高木春

いた、やぁっ！………あ！

多田志摩

今日みたいに他の男に狙われても力も弱いし

高木春

ひゃ！！……ふぅっ！！

パチン！と多田にお尻を叩かれるのに連動して、俺の喉から高い声が出る。

多田志摩

ちょっとは警戒しないといけないってわかった？

高木春

んんっ！！

多田志摩

"返事"

高木春

わ、わかった、ひぁっ！！

叩かれたところがじんじんして熱い。多田はまだ止める気配はない。

高木春

ご、ごめんなさ、あぅ！

多田志摩

何がごめんなさいなの？

高木春

油断してた、から

多田志摩

うん

高木春

キス、されそうになって、ん゛っ！

多田志摩

あとは？

高木春

最初から、多田と三人で、ううっ！

高木春

いれば、よかった、あっ…！

多田は俺が話している途中も無慈悲にお仕置きをしてくる。叩かれる度に体がびくんと跳ねる。

多田志摩

うん、じゃあこれからはもう誰かと2人で部屋に閉じこもったりしないな？

高木春

しない、しないからっ…

高木春

もう、やめ…きゃあ！！

多田志摩

もしかして、叩かれて感じてんの？

高木春

ち、ちが、あ゛っ！！

多田志摩

変態

高木春

も、やだ、ぅああっ

高木春

ごめんなさ、もうっ許してっ

高木春

こわい、よ、志摩ぁ

多田志摩

…仕方ないな

高木春

ひっ、く、志摩、動きたいっ…

多田志摩

いいよ

多田志摩

"おいで"

俺は勢いよく多田の腕の中に収まる。

高木春

志摩、志摩…ごめんなさいっ…

多田志摩

そーやって肝心な時に名前呼ぶとこ、策士だよな

高木春

ち、ちが、意地悪しないで…

高木春

おれのこと、嫌いになった…？

多田志摩

！

多田志摩

なるわけないだろ

多田志摩

意地悪してごめんな

高木春

ぅん……こわかった、ぐす

多田志摩

あと、覚えてないと思うけど

多田志摩

春Subスペース入ったことあるよ

高木春

ふ、ぇ？

高木春

い、いつから聞いて…！

多田志摩

最初から聞いてた

高木春

え…！？

多田志摩

俺が告白したあとのプレイで、俺が何回も好きって言ってたらいつのまにか入ってた

高木春

う、うそ…

多田志摩

ほんと

多田志摩

すげー可愛かった

高木春

〜〜っ！

多田志摩

怒ってごめんな

多田志摩

ちゃんとケアしよう

高木春

うん…

多田志摩

春、好きだよ

高木春

ん

高木春

もっといっぱい言って…

多田志摩

！

多田志摩

好き、大好き

多田は俺に何度もキスをしてくる。

高木春

ん…ふ、っ……

多田志摩

好きだよ

多田志摩

子どものときから、ずっと

高木春

ふ……ぁ、……っ

多田志摩

どこ触ってほしい？

高木春

ん…そんなの…

多田志摩

ここ？

高木春

ひ、あ

高木春

ちが、またそこっ、いやだっ

高木春

んんー！

多田はお尻の穴に指を突き刺して中へ進めていく。

高木春

は、あー…

多田志摩

愛してるよ

高木春

ひっ、ああっ…！！

俺はナカの弱点を責められながら、耳元で囁かれて軽くイってしまった。

多田志摩

甘イキした？

多田志摩

かわいい

高木春

ぁー、……うう

多田志摩

…なー、春のほんとの欲求ってさ

多田志摩

"愛されたい"であってる？

高木春

！？

高木春

なんでっ…

多田志摩

やっぱり

多田志摩

だって俺が告白してからコマンドだけで気持ちよくなり始めただろ

高木春

んゃっ…あ、あ

多田志摩

それ知ってたら、もっと早く告白してたのになぁ

高木春

ぁ、うーー…はず、かしい…

多田志摩

大丈夫

多田志摩

俺が全部愛してあげる

高木春

んん、ぁ……

多田志摩

早く俺に堕ちて

高木春

ぅ、ああっ、そこばっかり、やだ

高木春

体変になるっ…！

多田志摩

じゃあ、ここ触ってあげる

高木春

ああっ、んー、耳、やぁ

多田志摩

すごい、中締め付けてる

高木春

あ、あーーっ

高木春

う、ふぅっ、んんん……ああっ！

もう意味のある言葉を発することができず、そのまま絶頂した。多田の服にも白濁した液が付着してしまった。

多田志摩

春、もう俺の元から離れちゃダメだよ

高木春

ん…わかった…

高木春

志摩…嫌いにならないで…

多田志摩

ならないってば

多田志摩

安心して

高木春

ん…

翔の部屋

内原翔

な、なんだよ

内原圭悟

全部聞いてたけど

内原翔

！？

内原圭悟

俺以外とキスできるかわかんないから試してみるって、馬鹿だろ

内原翔

だ、だって

内原翔

お前が早く答え出せとか言うから！

内原圭悟

つーか、高木先輩がいうには

内原圭悟

兄弟で色んなことしてる時点で、家族以上の感情あるらしいけど

内原圭悟

どうなの？

内原翔

あ、え、それは

内原翔

わかんない…

内原圭悟

…はー、わかったよ

内原圭悟

とりあえず躾するから

内原圭悟

"来い"

内原翔

！

俺はベッドに押し倒された。

内原圭悟

答え出すために翔が誰かとキスするくらいなら、さっさと抱いて嫌われた方がましだ

内原圭悟

というわけで、ヤる

内原翔

え！？

内原翔

ま、まって、2週間の約束は！

内原圭悟

お前が悪い

内原翔

う、うそ、まっ

内原圭悟

"Strip"

内原翔

！

抵抗できず俺は服を脱ぎ始める。

内原圭悟

"GoodBoy"

内原翔

ふ、あ…

内原圭悟

"Lick"

圭悟が俺に指を差し出す。反射的にそれを舐めた。

内原翔

ん…ちゅ、は……っ

内原圭悟

よし

内原圭悟

"いい子"

内原翔

んんっ…

内原圭悟

褒めるだけでトロトロになるの、自覚してる？

内原翔

うぁ…褒められるの…好き…

内原圭悟

もう理性飛んでる笑

内原圭悟

"Crawl"

内原翔

ん、ん…

内原圭悟

"Present"

四つん這いのまま、俺は圭悟に見せつけるように足を広げた。

内原翔

ん、あ、やだ…

内原圭悟

この体勢だと、恥ずかしいところ全部見えるもんな

内原翔

ひ、あっ！

圭悟の指がつん、と秘部に触れた。くにくにと入口を揉んだ後、ゆっくりと侵入していく。

内原翔

あ、あ、っ…

内原翔

圭悟、こわ…いっ

内原圭悟

今日はダメ

内原圭悟

このままする

内原翔

ふ、ああっ！

内原翔

やだぁ…

内原圭悟

これは躾だから

内原翔

ふー、うう…あー

内原翔

ひゃあ！

内原翔

そ、こだめ、あー…

中を広げるようにぐちぐちと指で弄られる。ある一点を掠める度、高い声が漏れた。

内原圭悟

よし、こんなもんかな

内原翔

！

内原翔

圭悟、やだやだっ…

内原翔

挿れちゃだめぇ…！！

内原圭悟

挿れるぞ

内原翔

はあっ！！

内原翔

うう、、くる、し…あ

指の太さと段違いのものが俺の中に侵入してくる。ああ、やってしまった。俺らは兄弟の一線を超えてしまったのだ。

内原翔

ひ……く、うう……

内原翔

ふぇ………う、ぐす

内原圭悟

…泣いてんの？

内原翔

や、だって……

内原翔

兄弟じゃ、なくな…った…

内原圭悟

……

内原圭悟

嘘だよ、挿れてない

内原圭悟

指3本挿れただけ

内原翔

へ…？？

内原圭悟

こんな短いわけねーだろ

内原翔

ふ、ぁ、指…？

内原翔

嘘つくなよっ…！

内原圭悟

泣くと思わなかったんだよ

内原圭悟

俺と兄弟じゃなくなるの、そんなに嫌だった？

内原翔

ぐす、嫌、嫌だった…

内原翔

圭悟……ごめ、ん

内原翔

他の人とキスしたり、しないっ…

内原圭悟

…わかればいい

内原翔

俺、反省したからっ…

内原翔

褒めて…

内原圭悟

！

内原圭悟

ああ、わかった

内原圭悟

"よくできました"

内原翔

ん…うんっ

内原圭悟

でも、もう少し頑張ろうな

内原翔

え…

圭悟の指が中から抜かれて、俺の太ももの間に、熱い何かがぬるりと挟み込まれる。

内原圭悟

"足閉じて"

内原翔

へ、なに、これ

内原圭悟

素股、ってやつ

内原翔

ひ、あっ……！！

圭悟が俺の太ももの間に自身の性器を挟み、腰を動かし始める。

内原翔

ぅ、ぁ…っ！

内原翔

(なんだこれ！ヤってるみたいなもんじゃねーか…！！)

まるで本当にセックスをしているかのような動きに、思わず体温があがる。圭悟が抜き差しする度に、俺のと擦れて快感が走る。

内原翔

ひゃ、あっ……あ、

内原翔

圭悟っ、これ、や……っ！！

内原圭悟

…まじでセックスしてるみたい

内原翔

ん、言うなっ、ああー

内原翔

す、すとっぷ、おれ、も…ああっ！

俺は耐えられず欲を吐き出してしまった。圭悟はその間も律動を止めない。

内原翔

ま、イって、イってる、から

内原翔

ひうぅっ！

内原圭悟

まだまだ

内原翔

あ、あっ…ああー、

内原翔

け、ご、もうっ、はやく…っ！！

内原圭悟

もっと早く動けって？

内原翔

ちが、ああ、あっあっ

内原翔

も、おわって、んん〜〜っ

バレないようにベッドの上の方へ逃げようとしたが、ずるずると腰を掴まれて下に引っ張られる。

内原圭悟

逃げるな

内原翔

あーー、だっ、て、んっ……！

内原圭悟

いいの？

内原圭悟

声抑えないとあいつらに聞こえるかもよ

内原圭悟

たまに翔が一人でしてたとき、声聞こえてたし

内原翔

！？

内原翔

(なんでそれ、今言うんだよっ！)

声が漏れないように必死に枕に顔を押し付ける。

内原圭悟

頑張れ

内原翔

ん、んん、…ふ、ぅ…

内原翔

ん゛んーー！

俺は2回目の射精をした。そのあと圭悟からも吐き出され、圭悟の動きが止まった。

内原翔

は……は……

内原圭悟

あー…早く抱きてえ

内原翔

圭悟、はやく…

内原圭悟

ああ

内原圭悟

"良く頑張ったな"

ふわりと頭に圭悟の手が置かれた。

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