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コロン
遅い。
いくらなんでも遅すぎる。
ルウトが町に出てからすでに 四時間たっていた。
この屋敷と町までの距離はそれほど ないはず。
コロン
その時の僕は、ルウトくんのことが ひたすら心配で。
怖かったけど、
ルウトくんが居なくなるくらいなら、しんだ方がマシだとさえ、思った。
だから、僕は家を飛び出した。
コロン
サトミ
サトミくんが指を指した先には、 確かに彼の顔があった。
あったのだが....
リイヌ
『邪神の呪いは本当? 邪神の使用人、 暴行の容疑で逮捕』
サトミ
リイヌ
俺が、言いかけたとき。
コロン
リイヌ
急に声をかけられたために、 感じが悪くなってしまった。
相手の反応を、 ドキドキしながら伺う。
大分緊迫した様子の彼。
コロン
サトミ
コロン
コロン
初対面の人に、 するとも思えない発言。
サトミ
サトミ
何を根拠に....と思ったが、
その、彼の真剣な目をみれば、 悪いやつじゃないことはすぐにわかった。
リイヌ
リイヌ
コロン
リイヌ
リイヌ
コロン
コロン
彼の目から大量の涙が流れる。
ルウトくん、
こんなに大事にしてもらってるんだから、はやく戻ってきてよね。
俺たちは、近くの酒場で作戦を 練っていた。
コロン
サトミ
コロン
そう言って鞄から出してきたものは、紛れもない兵隊の制服だった。
サトミ
コロン
コロン
サトミ
サトミ
店にいる客達の視線が一気に 俺に集まった。
周りを見回しながら軽く会釈すると、またコロンの方を向いた。
サトミ
今度は、うんと小さい声で 言った。
コロン
コロン
サトミ
コロン
リイヌ
コロン
コロン
サトミ
サトミ
コロン
リイヌ
ムスッと頬を膨らませる彼。
サトミ
リイヌ
コロン
リイヌ
サトミ
リイヌ
リイヌ
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