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妖夢編ー過去ー

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妖夢編ー過去ー

1 - 〜会悲死〜

♥

11

2022年11月23日

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妖夢編 ー過去ー

妖夢(幼)

ゆゆこさま!

幽々子

あら妖夢

幽々子

どうしたの?

妖夢(幼)

わたしね!ゆうれいさんとつみきであそんだの!

妖夢(幼)

これ!

幽々子

あら、とても上手ね

妖夢(幼)

えへへ!

妖夢(幼)

わたし、けんのしゅぎょうしてきます!

幽々子

無理はしちゃダメよ?妖夢

妖夢(幼)

はい!ゆゆこさま!

ようき

妖夢〜、修行をやるぞ

妖夢(幼)

はい!おじいちゃん!

妖夢(幼)

はっ!はっ!

ようき

うむ、よく成長したな、妖夢

妖夢(幼)

…!

妖夢(幼)

やっt━━━━━━━━━

ようき

でも刀は全然良くない

妖夢(幼)

…おいじいちゃん…………

幽々子

ちょっと、そんな風に言わなくてもいいでしょう?

幽々子

ようき

ようき

立派な剣士にさせたいのじゃよ

妖夢(幼)

わたし、おじいちゃんにかてるように

妖夢(幼)

がんばる!

ようき

うむ、その意気じゃぞ、妖夢

妖夢(幼)

はい!

幽々子

うふふ、お茶、用意しておくから疲れたら飲みなさい

妖夢(幼)

ありがとう!ゆゆこさま!

幽々子

どういたしまして、妖夢

ようき

妖夢、修行の続きをするぞ

妖夢(幼)

はーい!

ー数ヶ月後ー

ー夜ー

幽々子

〈ちょっとようき、旅に出るって……………

幽々子

〈あの子悲しむわよ?

妖夢(幼)

……………ん

ようき

〈でもなぁ…………

ようき

〈少しの間、旅をするだけだ

妖夢(幼)

…(たび!?)

妖夢(幼)

(おじいちゃん…いなくなっちゃうの?)

妖夢(幼)

妖夢(幼)

ゆゆこさま!

幽々子

あ、妖夢!

幽々子

もしかして今の話…聞こえちゃったかしら?

妖夢(幼)

うん…………

幽々子

ほら、妖夢が悲しんでいるでしょう?

ようき

妖夢

妖夢(幼)

なあに?おじいちゃん

ようき

すぐ戻ってくるから

ようき

その時には立派になった妖夢の姿を見せてくれんか?

妖夢(幼)

…ほんとうに、かえってくるの?

ようき

うん

ようき

じゃあ約束しよう

幽々子

約束は破らないでよね?ようき

ようき

わかっておる

妖夢(幼)

ゆびきり!

ようき

よし

ようき

明日になったら出発する

幽々子

ちょっと!早すぎじゃないかしら!?

ようき

すまんな…………

ようき

中々伝えられんくて

妖夢(幼)

わかった!

妖夢(幼)

わたし、おじいちゃんがかえってくるのまってるから!

妖夢(幼)

あした、おみおくりする!

幽々子

妖夢はいいのね?

妖夢(幼)

おじいちゃんがきめたことだもん!

妖夢(幼)

わたしがきめちゃいけないんだよ!

幽々子

うふふ

幽々子

そう…………………

幽々子

じゃあ明日お見送りするから

幽々子

いいわね?ようき

ようき

よいぞ

幽々子

じゃあそろそろ寝ましょうか

妖夢(幼)

うん!

ー朝ー

妖夢(幼)

ゆゆこさま!

幽々子

妖夢、おはよう

幽々子

お見送り、しましょうね?

妖夢(幼)

う、うん!

妖夢(幼)

おじいちゃん!

妖夢(幼)

またはくぎょくろうにきてね!

ようき

わかっておるぞ

ようき

絶対に帰ってくるからな

幽々子

ようき、体は大事に、よ?

ようき

心配しすぎじゃ

ようき

…よし、そろそろ行かないとな

ようき

我が帰ってきた時には

ようき

立派な剣士になっておると期待しておるぞ

「魂魄妖夢」

私の名前を呼んでくれたのは

これが最後だった

妖夢

幽々子様

幽々子

なあに?妖夢

妖夢

私のおじいちゃんは

妖夢

いつ……………帰ってくるのですか?

妖夢

私、おじいちゃんと約束しましたよ?

幽々子

………………………………………

妖夢

幽々子様…?

幽々子

妖夢、今はそんな話どうでもいいの

妖夢

え?何故なのですか?

幽々子

妖夢

妖夢

…すみません

妖夢

失礼しました

それを毎日、毎日

幽々子様に聞きました

ですが……………………

何ヶ月、何年経っても教えてくれなかったのです

そして、おじいちゃんが旅立った日

その日もいつものように幽々子様にしつこく、聞きました

そしたらやっと…

口を開くてくれたのです

…正直、知りたくなかったです。

妖夢

幽々子様

幽々子

…分かった、教えるわ

妖夢

…!

幽々子

貴方のおじいちゃんはね

「旅をしているところで亡くなったの」

妖夢

……え?

私はその事が信じられなかった

妖夢

お、おじいちゃんは

妖夢

幻想郷に居たから白玉楼に霊となって

妖夢

来てくれる…よね?

幽々子

…………

幽々子様が首を振った

幽々子

おじいちゃんは…白玉楼・冥界には居ないの

妖夢

………………

妖夢

そ、うですか…………………………

妖夢

教えてくださり、ありがとうございます

妖夢

…失礼しました

幽々子

……………………

今だって

おじいちゃんが亡くなった、なんて信じたくはありません

私のおじいちゃん…いや

師匠が亡くなったのですから……………

・━━━ ℯ𝓃𝒹 ━━━・

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