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風真柳
柳の穏やかな声が 夕暮れの空気に溶け込んだ。
大空ここな
風真柳
優しく問いかける柳の声に ここなはハッとして顔を上げた
大空ここな
急にお誘いをされ パニックになりつつ 一生懸命会話をしようとする
風真柳
大空ここな
大空ここな
大空ここな
風真柳
大空ここな
柳がふと手を伸ばし ここなを引き止める。
風真柳
大空ここな
風真柳
大空ここな
風真柳
ドキドキと早鐘を打つ鼓動が 柳の言葉と共鳴するように響く
大空ここな
風真柳
ここな) うわあぁぁ!?!?
教室中の視線が 一斉に彼女へと注がれる
風真柳
先生)何してるんですか!! 早く調節をっ、、!!
日向)ちょ、どこをどうしたら こんな高火力の火出すの?!
風真柳
大空ここな
柳の言葉が、ここなの意識を 現実へと引き戻した。
ここな)ご、ごめ〜ん💦!!
颯馬)あははっ!! キャンプファイヤーだ!!
風真柳
柳はここなをじっと見つめた。
風真柳
大空ここな
ここなは 思わず声を張り上げた。
風真柳
風真柳
次の言葉を紡ぐ前に ここなは慌てて視線をそらす。
大空ここな
柳が小さく微笑むのを見て ここなはなぜか胸が熱くなった。
大空ここな
大空ここな
風真柳
風真柳
大空ここな
同じ帰り道を、別々に歩いている ここなは歩きながら、後ろの存在を 意識してしまう。
風真柳
大空ここな
大空ここな
大空ここな
※聞いてないからね
大空ここな
そう思いながら そっと後ろを振り返る。
風真柳
柳は、まったく気にする様子もなく ただいつも通りの表情で歩いていた
大空ここな
自分はこんなにも動揺しているのに 柳は特に気に留めていない
大空ここな
大空ここな
大空ここな
ここなは目の前にある自分の家へ 一直線に駆け込んでいった。
ガチャ
風真柳
少し首を傾げながらも 彼は再び歩き出す。
静かに夕焼けに染まる道の上 今度こそ一人の足音だけが響いていた
——まるで、最初から そうだったかのように。