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十六夜 凛
は〜、疲れた…
十六夜 凛
もう寝よ…
あんたなんていらないのよｯ
なんで生きてるんだ？
十六夜 凛 (前世)
やめて…
あんた、生きてる価値ないから、さっさと死ねば？笑
十六夜 凛 (前世)
いや
社会のゴミ
私の親は、私が産まれてまもなく
交通事後で死んだらしい
だから私は、孤児院で暮らした
そして、ある家族に貰われた、
十六夜 零花
まま！私、お姉ちゃんがほしい！
ママ
そっかそっか！どの子にお姉ちゃんになって欲しいの？
十六夜 零花
！(あの子、優しそう、可愛くて…あの子がいいな、)あの子！
ママ
あの子？(正直、零花以外に要らないのよね、子供)すみません？
店員さん
はい？
ママ
あの赤い目の白髪の子を貰いたいの
店員さん
あ、凛ちゃんですね！分かりました！
店員さん
凛ちゃん？おいで？
十六夜 凛 (前世)
？ﾄｺﾄｺﾄｺ
店員さん
凛ちゃん、この人が、凛ちゃんを貰ってくれるんだって！良かったね！
きっと、これが始まりだった
ママ
うるさいわね！黙ってなさいよ！ﾄﾞｶｯ
十六夜 凛 (前世)
いっ〜〜〜〜(泣)
初めての家族は、零花が居ないときに殴ったり蹴ったりした
十六夜 零花
ママ！私、お姉ちゃんと学校に行きたい！
ママ
そうなの？じゃあ、凛を学校に入れないとね！
十六夜 零花
いいの!?やった〜！
十六夜 零花
お姉ちゃん！これで一緒に学校通えるね！ﾆｺｯ
十六夜 凛 (前世)
うん！
零花の笑顔は、太陽みたいに明るく
温かく感じた
十六夜 零花
(ふふっ！明日からお姉ちゃんと学校に行けるから、楽しみで早めに家についちゃった！お姉ちゃん達驚くかな)
ガチャ
十六夜 零花
ただい…ま…………え？(なんで、ママがお姉ちゃん蹴ってるの？え？)
十六夜 零花
(…お姉ちゃんを、守らないと！)ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
十六夜 零花
ﾊﾞｯ[凛の目の前に立つ]
十六夜 凛 (前世)
え？(泣)
十六夜 零花
やめて！ママ！
ママ
!?なんで零花が…
十六夜 零花
それより！これどうゆうことなん!?
十六夜 零花
なんで、ママがお姉ちゃんを蹴っとるん!?
ママ
…
十六夜 零花
なんか言ってy
ママ
もともと零花以外に子供なんて要らなかったのよ!!!
十六夜 零花
ｯ!!!
十六夜 零花
いくで、お姉ちゃんｷﾞｭｯ[凛の手を握る]ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
十六夜 凛 (前世)
う、うんﾀｯﾀｯﾀｯﾀ
この時は、ただ、零花を頼るしかなかった
結構走ったな…
零花に悪い事しちゃった、
お母さんとの仲悪くしちゃって…
十六夜 零花
ここまでこれば、もう大丈夫ﾊｧﾊｧ
十六夜 凛 (前世)
ﾊｧﾊｧ…零花、ありがとう…(泣)
十六夜 零花
ううん、それより、お姉ちゃんは？大丈夫？
十六夜 凛 (前世)
うん、大丈夫、
十六夜 零花
そっか！なら良かった、
十六夜 凛 (前世)
…これからどうするの？
十六夜 零花
……嫌だけど、帰るしかないよ…
十六夜 零花
っ………
十六夜 凛 (前世)
だ、大丈夫！私なら大丈夫だから！ね？
十六夜 零花
…本当に…？嘘は駄目だよ？
十六夜 凛 (前世)
本当だよ！ね？帰ろ？
十六夜 零花
………うん
ママ
あら、帰ってきたのね？
十六夜 零花
うん
ママ
そんなに冷たい態度しなくてもいいじゃない？たかが社会のゴミをちょ〜っと蹴っただけじゃない？
十六夜 零花
💢もういい、私の部屋行こ、お姉ちゃん
零花は、本当に血が繋がっているわけでもない私にも優しくしてくれた
〜次の日〜
ママ
早く学校の準備しなさい？
ママ
零花、ご飯できたわよ
十六夜 零花
…うん
十六夜 零花
っ!!!
十六夜 零花
…ママ、お姉ちゃんのご飯は？
ママ
ん？ゴミに餌なんて要らないでしょ？
十六夜 零花
私、ご飯いらない、行ってきます
十六夜 零花
お姉ちゃん！行こ！
十六夜 凛 (前世)
うん！
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