それは
儚く美しい少女の物語_______
奏
蒼雲 奏 (ソウウン カナデ)
涙石病 を 患っている
発症原因 絶望を味わったこと
重症度 9/10 (10分の9)
治療法 誰か1人信用出来る人を作ること
年齢 14歳 誕生日 7月22日
性格 いつもニコニコ 優しい
涙石病 を 患っている
発症原因 絶望を味わったこと
重症度 9/10 (10分の9)
治療法 誰か1人信用出来る人を作ること
年齢 14歳 誕生日 7月22日
性格 いつもニコニコ 優しい
奏
おはようございますニコッ
クラスメイト
おはよう!!蒼雲さん!!
奏
…ニコッ
知ってる
私が恵まれてて幸せなことくらい…知ってる。
虐めにもあっていないし、
友達も沢山いる。
奏
(これを幸せと言わないのならば)
奏
幸せってなんだろう_____
千冬
相変わらず変なことばっか呟いてるなw
奏
…
奏
!!
奏
松野…君、気にしないでくださいニコッ
千冬
…
千冬
幸せって__
自分が思えれば充分だろ。
奏
…!!
奏
キラッ
奏
そう、ですねニコッ
千冬
…
千冬
うん。
じゃあ私は今、幸せってことでいいのかな。
幸せだよね。
奏
(そうだよね…)
ガラ
担任の先生
おはようございます。
クラスメイト
おはようございます〜
奏
おはようございますニコッ
今日もいつもと変わらない日々が流れるように過ぎていく。
と思っていた。
担任の先生
今日はこのクラスに転校生が来ます。
転校生だなんて、別に気にならないな。
ヤバい子じゃなければいいや。
担任の先生
入ってきてください。
ガラ
????
…
????
初めまして。
????
____です。
????
これからよろしく。
奏
(え…?)
その瞬間、私は頭の中が真っ白になった。
…俗に言う、
一目惚れってヤツかな。