テラーノベル
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突然、伝えたいことが合ったと言って、家まで来た少年
桜子
無一郎
桜子
無一郎
桜子
結局、家に入れて、話をすることにした。
桜子
無一郎
桜子
本当は嫌だけど。
桜子
ここまで来てもらったなら、追い返す訳にもいかないし。
桜子
無一郎
私はそう言うと、部屋を出ていった
紬
トコットコッ(近づく足音)
無一郎
紬
無一郎
紬
無一郎
その頃の、桜子は。
桜子
嫌で、部屋に逃げてきちゃったけど。
桜子
その時、スマホが鳴った。
桜子
そこには、同じ部活を通っていた杏菜からのメッセージだった
杏菜
桜子
当たり前じゃない。今までもそうだったんだから。
桜子
杏菜
桜子
杏菜は、世話焼きな子で、部活上でだけ後輩の同級生だ。
本当は、先輩って立場じゃないのに。
桜子
ドンッ(ものが叩かれる音)
桜子
部屋の外から、何かが叩かれる音がした。
桜子
私は部屋を出た
リビングに戻ると。
桜子
紬
無一郎
桜子
弟の紬が、少年を戸に押し返していた
無一郎
紬
桜子
部屋はめちゃくちゃで、紬は少年を押している
桜子
紬
桜子
私はその時、初めて大声を出した。
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