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コメント
3件
やっぱり天才だわ しろくん 今回も感動させて貰いましたーっ
やばいっ 泣 泣けるぅ 泣 最高です
あ、待って、 めちゃ、いい、 これは、まじで、神作だわ
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
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キャーッ‼︎
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誰か!早く救急車呼べ!
バカか!?心臓刺されてんだぞ!?
出血量が尋常じゃない…早く手術しないと…
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震える手を伸ばし、 小さい子にするように、 俺の頭を撫でる君
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そうして彼は昏睡状態に陥った
俺を庇って通り魔に刺されて。
肩を掴んで揺さぶっても、 どんなに大きな声で名前を呼んでも
その目を開けることは無かった
そのくせ「ごめん」なんて…
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ほとけっちが寝ているベッドの シーツを掴んで、何時間も泣き続けた
メンバーが来るまでずっと一人で。
声も涙も、もうロクに出なかった
ガラッ
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とても辛そうなのに、 必死で泣くのを堪えているないくん。 その頬には涙の跡があった。
初兎ちゃんは、病室に入る前から ずっと泣いていたが、実際にその目で 大好きな相方が昏睡状態であることを目の当たりにし、 泣き崩れてしまった。
アニキはずっと泣くのを堪えて、 ただ無言で、嗚咽を漏らす初兎ちゃんの 背中をさすっていた。
そして、泣き腫らし、更に血走った目で こちらを睨みつけるいふくん。 その目には、俺に対する殺気が感じられた。
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気づけば、俺の隣にはないくんがいて、 背中をさすって、大丈夫と言ってくれていた
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ーいふの過去ー
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どうなるか分かってんのかよ
俺を庇ったら…
次のターゲット、 お前になるかもしれねぇんだぞ…!
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現在に戻る
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「俺のヒーローや」
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ー初兎の過去ー
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嫌や。 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い 気持ち、悪い…ッ…
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嫌や イきたくない コイツに犯されたくない コイツにイかされたくない 誰か、助けて 助けて コイツを止めて
ガラッ
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ガラッ
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服着た
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いむくんの俺に対する好きと 俺のいむくんに対する好きは きっと違う でもそれでいい 釣り合わなくていい いむくんが側にいて、ずっと幸せで いてくれるだけで幸せやから。 せめて、弱虫な僕がいつか 想いを伝えられる時まで、隣にいて欲しい。
ー現在ー
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「僕のヒーローなんや」
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※みんな学校も学年も一緒だけど、 当時は知り合いじゃありませんでした。
ーりうらの過去ー
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ガチャッ
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なんで、なんでほとけっちが謝るの?
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優しすぎるよ、ほとけっち。 俺は怖いよ。そんな優しさ故に ほとけっちを奪われるのが。 いつか、俺の目の前から 消えちゃいそうで怖いよ…
ー現在ー
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「りうらのヒーローなの」
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ー悠佑の過去ー
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??)何やってんのッ!
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ー現在ー
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「俺のヒーローやねん」
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「俺らのヒーローだったんだね」
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ほとけっちが、 俺を庇って刺されて 昏睡状態になってから、 もう7日が経った
ほとけっちがいない一週間、 世間は変わらず動き続けた
なのに俺らの時間だけはずっと、 止まったみたいだった
リスナーもメンバーも。
みんな生気を失っていた
そして、俺らメンバーの精神は
もう既に、崩壊寸前だった
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しょにだは、狂ったように声を上げて 笑いながら涙を流した
ないくんは、涙も流さず、声も荒らげず、 ただ自己嫌悪に陥り、呪われたように 「俺のせいで」としか言わなくなった
いふくんは、今までいれいすとして活動する中で 伝えられなかった本当の思いを全て打ち明け、 「ビジネス不仲」を認め、それをやめると言って、 涙を流し謝り、そして声を荒らげた。
アニキは、あらゆる自傷行為に手を出し、 現実逃避として続けるうち、 やめられなくなってしまい、自分の血を見て 笑い出すようになった。
みんな、どうしても逃れられない 悲しみに直面して、 壊れてしまったようだった。
最近はもう誰も、 ご飯が喉を通らないし、 睡眠すら全く取っていなかった。
そんな時だった
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安心して、力が抜けたのだろう ないくんは力なく座り込んだ
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『君は、僕のヒーロー』
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。
しろる。