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瑠羽斗
瑠羽斗
はぁ、、
詩絵瑠
るぅちゃん大丈夫…？
詩絵瑠
前見て歩かんと、危ないで…？
瑠羽斗
ちょっと喋りかけないでくれますか？
詩絵瑠
…ごめん
詩絵瑠
！！
詩絵瑠
るぅちゃん！危ない！！
瑠羽斗
え…？
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ
瑠羽斗
…………………
詩絵瑠
るぅちゃん……っｷﾞｭｩ
李犬
瑠羽斗くんっ！！
詩絵瑠
李犬……
李犬
詩絵瑠く…っ…なんで…
説明中
李犬
なんで、なんでるぅ兄助けなかったの…！！
詩絵瑠
…俺が気づいた頃には遅かったんや……
李犬
でも助けてよ！！一生目覚めないかもしれないじゃん！！
詩絵瑠
……ごめん……
李犬
詩絵瑠くんが、犠牲になれば……るぅ兄はこんな思いしなくて済んだのに……っ
詩絵瑠
っ…………
李犬
出てってよ、ここから出てって！二度と俺たちの前に現れないで！！
詩絵瑠
うん……
李犬
るぅ兄っ……ｸﾞｽｯ
李犬
起きてよぉ……
瑠羽斗
ん……ﾊﾟﾁｯ
李犬
るぅ兄っ！？
瑠羽斗
李犬……？
瑠羽斗
あれ、詩絵瑠くんは……
李犬
あいつのことなんかほっといてさっ！良かった…ｷﾞｭ
瑠羽斗
うっうん…（詩絵瑠くん…
李犬
退院出来て良かったね！
瑠羽斗
そうですね^^*
李犬
………
瑠羽斗
ん、李犬？
詩絵瑠
あっ……
瑠羽斗
詩絵瑠くん…！！
李犬
ﾊﾞｯ
瑠羽斗
李犬…？
李犬
行かないで
瑠羽斗
どうしてですか？
詩絵瑠
っ……
瑠羽斗
詩絵瑠くん！
李犬
あんなやつ構わない方がいいよ
瑠羽斗
え、？
李犬
あいつはるぅ兄を庇わなかったすぐ近くにいたのに…！！
瑠羽斗
それ……
詩絵瑠
違う！俺は…
李犬
何が違うの！？今更なんなの！俺たちの前に現れないでって言ったじゃん！！
瑠羽斗
李犬！待ってください…
李犬
何？るぅ兄
瑠羽斗
事故が起こった日僕がよそ見をしていたからなんです…
李犬
……は、？
瑠羽斗
僕が詩絵瑠くんに注意を受けても聞こうとしなかったから、こんなことになったんです…
瑠羽斗
だから、詩絵瑠くんはなんにも悪くないんです…っ、
詩絵瑠
違っ……
李犬
でも、、こいつは！
瑠羽斗
李犬もうやめてください…
李犬
っ……ﾀｯﾀｯﾀｯ
瑠羽斗
李犬っ！！
詩絵瑠
るぅちゃん……えっと……
瑠羽斗
……詩絵瑠くん…ごめんなさい…
瑠羽斗
李犬が、詩絵瑠くんに傷つける言葉を……
詩絵瑠
俺は…いいんや、言われたって当然のことやから…
瑠羽斗
本当にごめんなさいｸﾞｽｯ
瑠羽斗
詩絵瑠くんは、注意してくれたのに……っ
ｷﾞｭｩ
詩絵瑠
……でも、起こったことは…もう、巻き戻せない…
詩絵瑠
ごめんな……ごめん…（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ
瑠羽斗
！
詩絵瑠くんが泣いたところなんて、初めてみた…
瑠羽斗
詩絵瑠くんっ…苦しっ…
詩絵瑠
少しだけ抱きしめさせて…
瑠羽斗
んぅ…
詩絵瑠
これからは…ちゃんと守っていくから…
詩絵瑠
李犬くんにも認められるようにもっと、かんばるから…っ
瑠羽斗
うっん…ｷﾞｭｩ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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