注意 とても長編となっています 本当の過去と違う所がありますが二次創作としてお読み下さい
悠佑
何度もつくため息 今日で何回目だろう
俺の歌の人生…ここで終わりなのかと思ってしまう
歌っていうよりバンド人生やった
if
悠佑
唯一の仲間ifに話した
バンドのこととか色々
if
if
悠佑
if
if
ifは苦笑気味で水を口にながしこんだ
俺は人を信用しない主義だ
主義っていうか…できないっていうか
if
悠佑
正直俺もまろとライブ?をしてみたい
青と黄色でライトアップされているステージに立ってみたい
悠佑
ないこっていうやつが信じられん その気持ちの方が半分以上を締めていた
まぁ、そいつとは関わらんし
そう思った
でもあの日
セミの声が響いている
8月の夏
悠佑
ー『君の声で優勝を目指そう!』ー
悠佑
悠佑
俺は勝つの二文字が好きだ
つまり俺が一番が好きってこと
悠佑
悠佑
そうおもったけどそんな思いは心の隅に押し込んで
悠佑
出場届けをだした
悠佑
悠佑
心做し、そう思いついた
1秒もたたない内に
ー3ヶ月前ー
if
悠佑
if
悠佑
悠佑
if
悠佑
悠佑
悠佑
if
if
悠佑
if
if
悠佑
悠佑
if
悠佑
一緒に歌いたかったけどそんなに歌ってと主張されることはなくこっちが言い出して歌っている
悠佑
でも今回は違った。 それがうれしくて
俺の中にうっすら残っている歌詞を頭の中で働かせ、歌った
悠佑
悠佑
その瞬間
悠佑
悠佑
ifは涙でいっぱい濡らしていた
悠佑
悠佑
if
その一言で…こっちまで泣きそうで
悠佑
現在
悠佑
初めて人を泣かせたこの歌で
"優勝"
してみせる
ーイベント当日ー
うわ…人多……
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
そう、礼儀正しく頭を下げたピンク髪は愛想が良さそうで少し安心した
悠佑
ないこ
ないこ
どっかで聞いたことある声やなぁ…
if
悠佑
悠佑
if
if
悠佑
if
if
悠佑
悠佑
少しでも安心した俺がバカだった
絶ッッッッ対優勝してあいつをギャフンと言わせてやる
そんなに気持ちで抱えてないこの方へ走っていき
悠佑
そう言い放った
敬語なんて忘れて 初対面だった事もわすれて
ないこ
ないこ
と笑みを浮かべながら小指を差し出してきた
悠佑
あいつは敵!!
俺だけの味方を奪ったんやからな!!
ないこ
悠佑
ステージ上にたったとき大勢の人が目にうつった
その中にifがピースして笑っている姿も
悠佑
急に恐怖が舞い降りてきた
また叩かれたらどうしよう… ifにまでッ
悠佑
「さっきまでの威圧はどうしたのぉ?」
「ダサ」
「さっさと帰ればいいのに」
悠佑
同じ出場者から叩かれていた
if
りうら
ないこ
りうら
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
りうら
悠佑
震えてしまった マイクだけを持って
「こんなんだから…」
悠佑
客席から前のバンド仲間の姿が目にみえた
悠佑
俺の愚痴を言っている そう、分かっている
ないこ
悠佑
悠佑
if
歌い終わっあとも俺の評判は悪かった
そりゃそうよな…
ないこ
…
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
そう言ってないこは俺に"6色"のブーケをくれた
悠佑
静まり返った会場
俺が勝ったから?
…そんなの今はどうでもええ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
あ~、またこれ
「後悔させないから」
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
なんか言いかけてたけど無視しているifの方に走っていった
悠佑
if
悠佑
あいつがいなくても俺は生きていけるし
悠佑
悠佑
これでも勝ってくらい叫びちらかした 嬉しくて
その時インターンの音が家の中に響いた
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
無理やりドアを閉めようとするがドアの隙間に指を入れられ閉じられない状態になっている
ないこ
何健気にウィンクなんてしているのだろう
悠佑
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ないこの指があるのにも関わらず勢いよくドアをしめた
ないこ
ないこ
ないこ
悠佑
十分後
悠佑
人の気もしらんで…
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
普通に店ん中で追いかけられるし
ないこ
ないこ
悠佑
何回も家に訪問されるし
悠佑
俺は入らんもん
信じんもん
悠佑
悠佑
if
悠佑
if
悠佑
if
if
悠佑
if
if
if
悠佑
if
悠佑
俺はないこの事…信用……してへんのかな?
じゃあなんでないこが話しかけてくるたび嬉しくなってる?
if
悠佑
if
…俺がしたいことって何なんやろな
歌を歌い…たい
でも…人とは関わりたくない… 俺……は…えっ……と
if
if
if
悠佑
俺は…
悠佑
if
if
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
俺の決心…はもう…決まってる
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
ピンクに染めた髪を汗で輝かして俺の方を見つめている
その瞳をきちんと見て決めたことを
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
差し出された小指を次はきちんと俺の小指で繋げた
ないこ
初兎
if
ないこ
ほとけ
りうら
初兎
ほとけ
ないこ
悠佑
ドアからそっと見てみると目を輝かせてる3人
安心したような笑みを浮かべるまろ
ないこ
と、背中を押してくれるないこ
悠佑
この6人で歩んでいくと思うと不安と少しの悲しさ
でも、それ以上に
悠佑
楽しさ、楽しみさが俺の心を包み込む
ほとけ
初兎
初兎
悠佑
if
悠佑
りうら
悠佑
悠佑
りうら
悠佑
りうら
確かめっちゃ歌が上手かったやつやな?
高校生のくせに2位やった奴…
だめや!これから共に歩んでいく仲間なんやから!!
ライバル心なんてダメや!!
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
りうら
何がすごいん?
1年ちょっとと10年以上の歌歴なのに同じところに立ってる…って言いたいん?
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
ほとけ
ないこ
if
悠佑
りうら
if
悠佑
初兎
俺も何がしたいのか分からんかった
事前にこんな奴だとは聞いてる
やから…心構えはしてたはずなんに…
悠佑
雨なのか涙なのかどちらかが俺の頬につたって手に落ちてくる
悠佑
if
悠佑
息をきらしている
一生懸命走ってくれたのが分かる
悠佑
if
悠佑
悠佑
if
悠佑
if
悠佑
if
悠佑
悠佑
悠佑
if
まろは、どこか寂しそうな笑みを浮べ拳に力をこめている
if
if
苦い笑顔で言葉を探している
悠佑
悠佑
if
悠佑
if
悠佑
悠佑
左横には大粒の涙を流して震えているまろがいた 俺、なんか言ったっけ…?
悠佑
if
if
悠佑
確かに一時期してたけど…だいぶ前やで?
まろと出会う前やで?
悠佑
if
if
if
悠佑
そんな時期あったな…
たしか骨まで届いて… なかなか傷が治らなくて…でも
悠佑
if
今度は…俺がまろを安心させんと
本心…言えばええんかな?
悠佑
悠佑
悠佑
if
悠佑
悠佑
if
悠佑
悠佑
if
横目で見てみると大きな瞳にこちらに向けている
そして
if
悠佑
安心したように抱きしめてくれた
if
悠佑
悠佑
今まで全然気づかなかった
灰色に染まっていた空が今はくっきりと青
虹も出ている
if
悠佑
if
if
悠佑
悠佑
if
悠佑
ないこ
悠佑
if
ないこ
if
悠佑
ないこ
if
ないこ
悠佑
一歩進んだないこの袖を掴んだ だって
悠佑
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
if
悠佑
悠佑
ないこ
if
ないこ
if
悠佑
俺はりうらのドアの前に立ちカレコレ10分経ってる
悠佑
悠佑
嫌われたかなど考えたらなかなかインターホンに手が届かない
悠佑
悠佑
そう自分に言い聞かせインターホンを押した
バタバタこちらに向かってくる足音 それと同時にドクドク心音が大きくなる
りうら
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
りうら
悠佑
りうら
りうら
悠佑
りうら
りうら
悠佑
〜一週間後〜
ないこ
悠佑
ないこ
ほとけ
ないこ
if
if
初兎
りうら
ないこ
悠佑
if
悠佑
そう俺は完全に信用した相手やないと歌わない
…俺はコイツラを信用しているのだろうか?
分からないや
でも
悠佑
あの時まろに一緒歌おうって誘った時以上に
俺はコイツラとこの6人で歌ってみたい
その気持ちがあるのは事実だった
何十年未来だって
悠佑
こんなに気持ちよく歌ったのはいつぶりだろう
ないこ
ないこ
初兎
悠佑
ほとけ
初兎
りうら
ほとけ
if
悠佑
ほとけ
悠佑
ないこ
ほとけ
悠佑
ないこ
if
悠佑
りうら
初兎
悠佑
悠佑
初兎
ないこ
悠佑
ないこ
りうら
ないこ
ほとけ
悠佑
急な言葉に息をのんだ
嫌なわけじゃないけど、いいのかって…思ってしまう
if
if
ほとけ
悠佑
ないこ
悠佑
不意にでた言葉
悠佑
ないこはそっと俺を抱きしめてくれた
ないこ
初兎
悠佑
初兎
初兎
初兎
悠佑
泣くつもりなんてなかったのに自然と涙がでてきた
if
悠佑
if
悠佑
ほとけ
ほとけ
if
ないこ
悠佑
りうら
悠佑
りうら
悠佑
りうら
初兎
りうら
りうら
りうら
りうら
悠佑
一気に顔に熱が溜まるのを感じた
ないこ
りうら
初兎
if
ほとけ
if
ほとけ
初兎
if
ないこ
ないこ
悠佑
if
初兎
if
りうら
ほとけ
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
6人で笑いあった信用しあった日のことは一生忘れない
二年後
あの日から色んな事があった コロナでライブ中止 メンバー体調不良 今日は最大化規模のライブをする
ーぱずだった
急にコロナの関係で休止になる事が分かった
悠佑
そのことを他の奴らに言うのが俺の今日の仕事
普通ならないこにその連絡がくる でも一番、誰よりもないこが楽しみにしていた。
だから俺になった スタッフさんからの最大限の優しさだろう
悠佑
腹をくくれ
そう言い聞かせてドアを開けた 俺の大事な家族が待っている 部屋のドアを
りうら
ほとけ
初兎
if
ないこ
悠佑
ほとけ
悠佑
悠佑
なんて言えばいい?
ないこ
笑みを隠せてないないこを見て俺の中で何かが崩れた
悠佑
悠佑
ほとけ
if
悠佑
if
りうら
初兎
ないこ
if
ないこ
ないこ
ないこ
if
ないこ
悠佑
俺の肩を掴んで必死に声をあげる 俺がみんなをまとめんと……
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ないこ
下唇を噛んで大粒の涙を淡いピンク色の瞳から流していた
そんなないこを俺は全力でだきしめた
りうら
そしたら次々にりうら、初兎、ホトケ、まろと抱きついてきた
ないこ
ないこが泣いてるいる時まろから手を握られていた
頑張ったねって言うように
悠佑
悠佑
ないこ
if
ほとけ
悠佑
初兎
りうら
悠佑
ないこ
ないこ
まろ、ないこ、りうら、そしてホトケと初兎
まろがおったから今を生きてる ないこがおったから本当の幸せが分かった りうらがおったから本当の友情が知れた ホトケがおったからどんな自分でもいいって分かった 初兎がおったから短所は長所って分かった
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
ほとけ
コイツラがおったから生きる希望のバトンが俺の手元にある
次は俺が
お前らにあげる番や
ずっと一緒やで?
ほとけ
if
りうら
初兎
ないこ
悠佑
りうら
悠佑
ずっと…そばにおってや
悠佑
〜完〜
-協力してくれた皆様- 文制作:レム サムネ協力:葉琉さん
コメント
13件
最終的にいつも泣けてないないこくんもないて、最高 うわぁああん.˚‧º·(°இωஇ°)‧º·˚.
泣きましたァァ(´;ω;`)(´;ω;`) 神作品をありがとうございます! いれいすは最強だぁぁぁぁぁ!
メガネがびしょびしょなんですが!もうっ!責任とってくださいよ!💢 翻訳(神作品をありがとう😭)