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コメント
14件
律夏君の過去、紗雪ちゃんと同様辛すぎる...！ 紗雪ちゃんは分からないことがあっても「そういうもの」として心にしまえたけど律夏君はしまえなかったって言うのも、ものすごい対比だしイラストの服が紗雪ちゃんは紗雪ちゃんとして見られてるからピッタリなサイズだけど律夏君は次期当主としての皮しか見られていないからブカブカなのも対比だったり....？次回も楽しみです！
律夏くんは蒼凛ちゃんが幸せになるために生まれたってのが律夏くん自身の幸せ考えられてなくて辛い…でもこうやって哀れまれるのが律夏くんにとって疑問なんだな‥、逆に風谷以外好感も持たない涼鳴ちゃんだからこそ律夏くんを惹かれさせれたのか‥涼鳴ちゃんに恐怖を抱く理由ちょっと笑ってしまったw
𝕊𝕌𝕋𝔸‐𝕋𝕆
外伝エピソード0『生きて、息を辞めた過去』
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛財閥は代々続く "由緒正しき一族"だった。
それ故、長男である僕は 待望の跡取りだったらしい。
産まれ お ちたその日 僕は‥きっと、沢山の人から、 様々な感情を向けられたのだろうね
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父は…いつも、 僕にどこか冷たかった
僕も僕で そこに不満を持つ事もなかった
別に暴力を振るわれてなければ 酷い事も言われてない
それ以上望んだって無い物ねだりだ
‥今思うと、 僕はYESもNOも言わない子だったな
ただいつも疑問を持ち、 質問ばかりしていた…
母 ﾊﾊ
母の笑顔は いつも不格好だった
そこに有るのは 愛情か、野心か、尊厳か
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
そこを問いかける事はせず その疑問を胸に仕舞い込んだ
物心ついた頃から当主としての 英才教育が必然とされた
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛家直属の使用人
蒼凛家直属の使用人
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛家直属の使用人
昔からこの世の理への 理解に乏しかった
そんな日々を送っていたある日 僕はある一つの話に聞き耳を立てた
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
ｺ ﾛﾝ_ （ビー玉が階段から転がり落ちてく）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛家の者達 ｿｳﾘﾝｹﾉﾓﾉﾀﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
その話を聞いたのは僕が 齢5つの頃だった
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
僕がまだ赤子の頃 蒼凛財閥が倒産寸前まで堕落した 、と話は聞かされていた
そんな状況から立て直せた理由 蒼凛の血が流れた子を売ったという訳だ
それが姉だった。 腹違いの
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
ただ、 僕は別に何も思う事はなかった
過ぎた事に疑問を持ち 何になる？
確か… 僕が10~11の頃
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
その時、初めて、…
僕に "希望"を持ってる 父の目を見た
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
母 ﾊﾊ
母 ﾊﾊ
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
僕は唖然として マネキンの様に立っていた。 ずっと
医師 ｲｼ
医師 ｲｼ
医師 ｲｼ
母 ﾊﾊ
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （幼少期）
今思えば
母のその言葉にも 様々な意味があったのかもしれない
その後、すぐ 皆の想定よりも早く僕は、 当主を継ぐ事になってしまった
まだ最初の頃は、 僕が幼い事もあり当主という 肩書きを背負っただけで…
業務等は補助役や当主に仕える 護衛達が全うした
ただ齢13からは 完全に当主として動く事になる
当然、というのもおかしいけど この僕が完璧にこなせるはずもなかった
僕が当主を引き継いでから 蒼凛財閥は劣化して行った"。
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛家の者達 ｿｳﾘﾝｹﾉﾓﾉﾀﾁ
蒼凛家の者達 ｿｳﾘﾝｹﾉﾓﾉﾀﾁ
蒼凛家の者達 ｿｳﾘﾝｹﾉﾓﾉﾀﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛家直属の使用人
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛家直属の使用人
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛家直属の使用人
蒼凛家直属の使用人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
本当に‥僕は知的生命体として 何故生まれてしまったのだろうね？
"脳を持っていても" "理解できないのに"
その頃には父は 基本寝たきりになっていた
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
ｶﾞﾁｬｯ‥＿＿！
母 ﾊﾊ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
母 ﾊﾊ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
母 ﾊﾊ
母 ﾊﾊ
母 ﾊﾊ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
母 ﾊﾊ
母 ﾊﾊ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
母 ﾊﾊ
母 ﾊﾊ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
父 ﾁﾁ
_._._._._._._._. （機械の音だけが病室に響く）
その日から父は もう目を覚ます事はなくなった
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
＿＿"（少しガタついてるいつかの父の字）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
手紙に書き残された父の言葉
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
父 ﾁﾁ
一般的に見たら、父の残したその言葉は きっと棘のある。皮肉な言葉なのだろう
でも、僕は思った
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
この世の常識も、 喜怒哀楽も理解できずに 生きてきた 僕 にとって
父 ﾁﾁ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
きっと何よりも欲しかった‥_ 言葉（謝罪）だった"
その後 蒼凛家は表社会から姿を消した
一般的に言えば夜逃げというやつ。
その事は世間で大きく 報道された…と耳にはした
蒼凛財閥を立て直そう‥と する気は全くなかった
できるわけもないだろうし…、
蒼凛家の残り余った資産も 父の治療費やこの後の生活費で火の車
ただ僕は一つだけ 密かにある事をしていた
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
一件ストーカー…ではなく
ただ今 "天王寺組の蒼凛が裏社会で どう活躍しているか" をたまに耳にするだけだった
会いに行く気は その当時全くなかった
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ （昔）
あの日までは…＿＿
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 紗雪 ｿｳﾘﾝ ｻﾕｷ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 紗雪 ｿｳﾘﾝ ｻﾕｷ
蒼凛 紗雪 ｿｳﾘﾝ ｻﾕｷ
？
？
蒼凛 紗雪 ｿｳﾘﾝ ｻﾕｷ
蒼凛 紗雪 ｿｳﾘﾝ ｻﾕｷ
？
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
姉さんにそんな顔をさせた人を 僕は少しだけ興味を持った
ただ…＿＿＿
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
これが"恐怖"という感情なのか と
その時思った
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
《 蒼凛家の隠れ家付近 》
奇妙で、不思議な人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
自分を "可哀想"だなんて ＿ ＿ ＿ 思ったことはない。
それに可哀想‥と思われ 憂いをかけられるのは苦手だ
考えだって 変わってない。
人間偽れても 本質は変わらぬもの。
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
奇妙で、不思議な人
奇妙で、不思議な人
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
＿＿"（干乾びたヤモリの死体と、 それに集まる虫がいる）
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
蒼凛 律夏 ｿｳﾘﾝ ﾘｯｶ
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次回 お姫様を変えたのは誰ですかˀ̣ৎ୭
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