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コメント
2件
楽しみぃ!
ドズさんきたぁぁぁぁぁ! 続き楽しみすぎるツ!!!
はあ、と息を吐きながら鞄を床に投付けた 。
そのままこの荒れた息を沈める為に 大きく深呼吸をしてみる 。
が 、上手く吸うことが出来なかった。 なんならさらに悪化した気がする 。
✎ りおん
自分ではそう呟いたつもりだが 、 きちんと発していたかどうかすら 今の自分には分からない。
感情をコントロールできない自分に嫌悪感、 不甲斐なさを感じてしまう 。
あの後、どうやって帰ってきたのかは覚えていない 。
そのまま普通に帰ってきた気も 、 大きな声で名前を呼ばれても 振り返らないで走り続けた気もする 。
それでも 、今の自分にはどうでもよかった。
そんなことを考える余裕がなかった 。
自身の荒れた息のみが耳に木霊する中 、 ふと目に腕時計が映る 。
それは 、1度も外で身につけたことのない物だった 。
それは 、嘗て友人から頂いた物だった。
それを腕に括り付け 、とある言葉を呟く 。
✎ りおん
それは 、自分と嘗ての友人を繋ぐ 、 不思議な道具だった 。
薄橙の光で優しく包まれる 。
高級感のあるこの部屋に 神々しく輝いているアクセサリー等が 並んでいるのは何ら不思議では無い 。
だが 、今のronにはそれらが痛々しく映った 。
✎ ドズル
酷く震えたその声の方へ振り向く 。
✎ りおん
ronは笑顔で嘗ての友人___現国王に挨拶をする 。
✎ ドズル
✎ ドズル
✎ ドズル
「よかった」という言葉は恐ろしいほど弱々しく 、 すぐに静寂に溶けていった 。
少し時間はかかったが 、少し冷静になれたので 、 昔のことを思い出しながら奥から椅子を取りだし 、 彼の目の前に置く 。
「やっぱ落ち着くなあ」 と呟いたその声にまた冷静さを失いそうに なってしまったが 、 まずは話を聞き出そうと彼の前に座る 。
✎ ドズル
そこまで言いかけて 、彼が自分の発言を止める 。
✎ りおん
✎ りおん
✎ ドズル
✎ ドズル
✎ ドズル
✎ ドズル
✎ ドズル
✎ ドズル
自分でも止められない程溢れ出た思いが、気持ちが、 時には刃となって人を気づつけることは知っていた 。
そして、それはもう取り返しがつかなく、 永遠とその人の人生と絡んでいることも 。
✎ ドズル
だから、今彼の顔を見て 僕はやってしまったと思った 。
✎ りおん
痛々しく笑う彼を前に 、 自分の愚かさを実感させられた気がした 。
悲しそうに揺れる翡翠色に 沈んだ瞳はもう僕の知る瞳ではなくて 。
先が見えないほど深く沈んだ その瞳はもう元には戻れないのだろう 。
だからきっともう僕にできることは _
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
✎ 音羽 乃々
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