りぃ❤️
…はい
な💜
あ、莉犬くん!!
りぃ❤️
どうしたの
電話の向こうは騒いでるのが分かった
皆俺が電話出たことに驚いているのだ
りぃ❤️
何…?何もないなら切るよ?
な💜
ちょ、切らないでっ!!
りぃ❤️
じゃ早くして
な💜
…うっ
電話の向こうはさっきと違い
静まり返った
りぃ❤️
ん~もぉ!!ほんとになんなの?!
りぃ❤️
電話掛けたのはそっちでしょ?!
りぃ❤️
何とか言いなよっ!!
るぅ💛
ご、…ごめんなさい
ころ💙
…ごめん
今度はなーくんだけではなく
他のメンバーの奴の声がはっきり聞こえた
りぃ❤️
(´Д`)ハァ
りぃ❤️
そっちが何も言わないんなら
りぃ❤️
俺から1つお知らせしていい?
ジェ💛
お知らせ…?
電話の向こうはまた騒ぎ出す
俺が辞めるのが分かったのか
物凄く慌ただしい
ころ💙
な、…何?
りぃ❤️
俺…
りぃ❤️
す、すとぷりを…
りぃ❤️
っ……
おかしい…
言葉が出ない
言いたいと思っているのに
口が上手く動かない、…
そして自然に涙がこぼれる
るぅ💛
莉犬…?
さと💗
だ…大丈夫かよ
皆が俺の事を当たり前のように心配してくれている
そしてまた涙が流れる
りぃ❤️
も、もう良い?き、るよ
ころ💙
ま、まって!!!!
りぃ❤️
…ほんと、に、なんなの?
電話の向こうで皆が話し合っている
そして次聞こえた声はるぅと君の声だった
るぅ💛
莉犬
りぃ❤️
…なに?
るぅ💛
ごめんなさい
りぃ❤️
…え?
るぅと君の口から聞こえた言葉は予想外の言葉だった
るぅ💛
莉犬が辛いのを知ってたのに…
るぅ💛
助けて上げれなかった、…
るぅ💛
なんて言ってあげればいいのか
るぅ💛
分からなかった、…
るぅ💛
仲間なのに…大切な友達なのに、
るぅ💛
守って上げれなかった、…
るぅ💛
許してとは言わない…
るぅ💛
僕達とまた…やり直そうよ、
俺には分かった
電話先のるぅと君の声は
酷く震え、泣き声だった
つづく︎💕︎






