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物語は頂上戦争から始まる

ここは海軍本部があるマリンフォード。

今現在、白ひげ海賊団2番隊隊長

"火拳のエース"の公開処刑が行われていた。

そしてこの物語の主人公はエースの義妹であり、ルフィの実妹である、

"モンキー・D・ウミ"

白ひげ海賊団、その傘下、麦わらのルフィ率いるインペルダウンの脱獄囚。

そして、ウミ。

彼等と海兵達との戦争。

後に"頂上戦争"と呼ばれることになる戦いが行われていた。

海兵

止まれ!!

ウミ

エース!!

海兵

捕らえろ!火拳の元へ行かすな!

ウミ

邪魔すんじゃねぇ!

ウミは海兵を蹴り飛ばし落ちていた剣で攻撃する。

海兵

う、うわぁ!

海兵に隙ができたのを見て、また走り出すが、躓き転けてしまう。

ウミ

ゔッ…!エース、エース…エース!

そんなウミに別の海兵が後ろから刀を振り下ろす

ウミ

ゔあ゛ッ…

背中を大きく斬られ、再び刀が振り下ろされる

ウミ

!!!(斬られるッ!)

目をギュッと瞑ったがなかなか再び斬られた感覚が無く、後ろを振り返るとそこには…

ウミ

だ、誰だ…?

???

行け。

葉巻を咥えた男が口を開いた。

海兵

スモーカーさん!なぜです!

男の正体は"スモーカー"だ。

あまりの光景にウミは目を見開いている。

ウミ

……

スモーカー

何モタモタしてやがる!さっさと行けッ!

ウミ

!!!

ウミは再び走り出す

ウミ

エース!!!

『エース!』

聞き覚えのある声と言葉が重なった。

エース

来るな!ルフィ、ウミ!!
わかってるはずだぞ!俺もルフィも海賊なんだ!3人思うままに海へ進んだはずだ!
俺には俺の冒険がある!俺には俺の仲間が居る!

エース

お前らに立ち入られる筋合いはねぇ!お前らみたいな弱虫が!俺を助けに来るなんて!
それを俺が許すと思ってんのか!?
こんな屈辱はねぇ!帰れよ!ルフィ、ウミ!!
なぜ来たんだ!

エース

(頼む、ルフィ、ウミ…お前ら迄道ずれにならねぇでくれ……!)

ガープ

ウミ!?ウミじゃと!?
どこじゃ!

ガープはキョロキョロとウミを視線で探す。

ルフィ

ウミ!?ウミが来てんのか!?

エース

(…これは俺の失態なんだ……!)

ルフィ

俺は!!

ウミ

私は!!

ルフィ

弟だ!!!

ウミ

妹だ!!!

ウミの声が聞こえ、ガープが見る。

ガープ

居った!ウミまで何をしとるんじゃ!馬鹿たれ!

ルフィ達がエースを救う為に暴れる。

エース

馬鹿野郎…ルフィも、ウミも…!親父も…!!

それからしばらく戦闘が続く。

ルフィは正面、ウミは右から。

エースの元へ走る。

包囲網が上がり、ルフィとウミが鉢合わせる。

ウミ

ルフィ!

ルフィ

ウミ!!

イワンコフ

ヴァナータ!麦わらボーイの知り合いダッチャブル?

ルフィ

コイツは俺の実の妹なんだ!

イワンコフ

実の!?妹!?

海兵

麦わらの妹!?じゃ、じゃあドラゴンの娘!?

そしてエースの処刑が早められた

ウミ

どういう事だよ!?まだ処刑時間より早ぇだろ!?

それから色々あり、イナズマがエースの処刑台まで橋をかける。

ルフィとウミは笑顔でエースの元へ走るが、ガープが2人の前に立ちはだかる。

ウミ

じいちゃん!!

ルフィ

そこ退いてくれよ!!

ガープ

ここを通りたくば!ワシを殺してでも通れ!

過去

ルフィとウミが猿と喧嘩をしていた

ルフィ

ん〜!じいちゃん!なんで俺ら、こんな奴らと喧嘩しなきゃいけねぇんだよ!

ウミ

そうだよ!じいちゃん!

ガープ

修行じゃ

『修行??』

ウミ

腹減るだけだし

ルフィ

俺!もう殴られんのやだ!

ガープ

甘ったれるな!!お前達は誰よりも立派な海兵になるんじゃ!

ルフィ

俺は!海兵じゃなくて!海賊になるんだ!!

ガープ

あ〜!?このバカタレが!

ガープがルフィにげんこつをする。

ガープ

ウミは海兵になるのぉ〜?

ガープはウミなら言ってくれると期待に満ち溢れた笑顔で問いかける。

ウミ

ルフィがならねぇなら私もならねぇ!

ガープ

なんじゃと!?お前まで言うか!

ウミにもげんこつをする

『痛ってぇ!じいちゃんのげんこつ、イッチャン痛ェ!』

違う日

ルフィ

じいちゃんに言っとくことがあるんだ。

ガープ

ん?なんだ?

ルフィ

ニヒッ!俺、海賊にはならねぇ!

ガープ

ハハッ!やっとわかってくれたか!

ルフィ

俺はただの海賊じゃなくて"海賊王"になる!
ニヒヒヒ!

ウミ

ルフィね、シャンクスと約束してたんだよ!

ウミもルフィも満面の笑みで言う。

ガープ

ググッ!赤髪なんぞに絆されおって!
ワシがコイツの腐った根性、叩き直してやる!

ウミ

じいちゃん!ダメだよ!

ガープ

ウミ!お前は引っ込んどれ!お前を海賊なんぞにはさせん!とりゃッ!

ガープがルフィを蹴り飛ばす

ウミ

ルフィ〜!!

夕方になり、眠ったルフィをガープがおぶり、隣をウミが歩いている。

ルフィ

ギュルギュルギュー

ルフィの腹が鳴る

ガープ

疲れ果てて眠っていてもルフィの腹は相変わらず元気じゃな。

ウミ

ルフィはそういう兄ちゃんだからね!

ウミがニコッと笑う

ガープ

そうじゃな…
きっとお前達はこんな恐ろしいじいちゃんが大嫌いなんじゃろうなぁ。

ウミ

じいちゃん?

ガープ

じゃがな、ルフィ、ウミ。
こんな厳しい修行を積ませ、海兵にさせようとしてるのは、お前達には決して道を踏み外して欲しくないからじゃ。
それがワシの願いなんじゃ。

ウミ

…私は、厳しいじいちゃんも大好きだぞ?

ガープ

!!!…ガハハッ!そうか、そうか!
こりゃ嬉しいのぉ!

ウミ

じいちゃん!シー!ルフィ、起きちまう!

ガープ

おっと、危ない危ない。
…ルフィ、ウミ。今日はご馳走じゃぞ?
海軍からたっぷり拝借してきたからな。
お前達の好きな肉をたらふく食え!

ウミ

よっしゃ!ご馳走だァァ!肉ゥゥ!

ガープ

ガハハ!!

現在

『出来ねぇよ!じいちゃん!』

ガープ

出来ねばエースは死ぬだけだ!

『嫌だ!』

ガープ

嫌な事など幾らでも起きる!わしゃぁ、容赦せんぞ!ルフィ、ウミ!お前達を敵と見なす!

ルフィがガープを殴り飛ばす。

ウミ

ッ…!…グッ…!

ウミは仕方の無いことだとわかっては居ても、辛かった。

だが今はエースを助ける事が最優先

走り続ける

2人は処刑台までたどり着く。

ルフィ

やっと辿り着いた!

ウミ

エースの所までやっと!

エース

ルフィ!ウミ!
お前らって奴ァ!

エースが口角を上げる

『エース!ニヒッ』

ルフィがエースの手錠を退けようとした。

それを良しと思わないセンゴクが悪魔の実の能力で大仏へと変化し、黄猿が鍵を破壊する。

ルフィ

あ!!あ〜〜!ダメだ!!鍵が!!

ウミ

ル、ルフィ!どうすんだよ!やばいぞ!これ!

処刑台で気を失っているミスター3が居た。

センゴクがエース、ルフィ、ウミに攻撃しようとしている。

ルフィ

おい!3(さん)!壁でエースとウミを守れ!

それから処刑台ごと破壊され4人は落ちていく。

そしてルフィがエースの手錠を外し解放する。

エース

お前らは昔からそうさ、ルフィ、ウミ。
俺の言うことろくに聞かねぇで無茶ばっかりしやがって!

無事、地面に着地する

エース

戦えるか?ルフィ、ウミ。

ルフィ

もちろんだ!

ウミ

へばってられねぇよ!

エース

…お前らに助けられる日が来るとは、夢にも思わなかった。ありがとうルフィ、ウミ。

エースは口角を上げながら言う。

ルフィの妹のお話

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