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じゃぱぱ

いっちゃったねぇ、

のあ

そうですね、

2人でワイワイ騒ぎながら病室に入っていく様子を見送る。

ゆあんくんの顔は、ちょっぴり赤くて照れてるようで

えと姉は、それを楽しんでいるようにも思える

じゃぱぱ

なんか青春って感じだなぁw

のあ

確かに、w

のあ

ゆあんくん、高一でしたっけ?

じゃぱぱ

おんw

のあ

えと姉は、大一ですから、

じゃぱぱ

3歳差かー!w

じゃぱぱ

歳の差カップルだなw

のあ

それいったら怒られちゃうんじゃないですか?ゆあんくんに

じゃぱぱ

あー、言わないようにするよw

のあ

のあ

でも、あんな顔のえと姉は、見るの初めてです、

えと姉は、お父さんとお母さんが亡くなってから

1人で、私を育ててくれた。

一応、ある程度の貯金はあったけれど

やっぱり、日常を過ごすには足らなくて

毎日のように、夜遅く帰ってきて、倒れ込むようにして寝ていたのを思い出す

のあ

…はやく、幸せになって欲しいですね、

じゃぱぱ

俺もw

じゃぱぱ

こんな兄貴だからなーw

のあ

自分でいいます?w

じゃぱぱ

まぁまぁw

のあ

でも、やっぱり

のあ

羨ましいです…

じゃぱぱ

じゃぱぱ

のあさんさ、

じゃぱぱ

この後暇?

のあ

へ?

じゃぱぱ

暇?

のあ

え、暇、ですけど、、

じゃぱぱ

お!!ならさならさ

じゃぱぱ

つい最近できたって言うカフェに行ってみない!?

のあ

、、?

のあ

いいですけど、

じゃぱぱ

やったー!!

じゃぱぱ

じゃ、早く行こうぜ!!

のあ

わ、ちょ、待ってください💦

唐突に提案したかと思えば

急に走り出す

本当に、嵐のような人ですね、

カランコロンカラーン

涼しげな鈴の音が、店内に響き渡る

のあ

わぁ〜✨

店内のおしゃれな雰囲気と、いい香りにのあさんはすっかり虜になっているようだ

マスター

いらっしゃいませ

のあ

あ、こんにちは、!

マスター

お、君は!この前も来てくれた?

じゃぱぱ

あ、はい!じゃぱぱです!

マスター

今日も来てくれたのか〜、嬉しいなあw

じゃぱぱ

あちょ、マスター、しーっ!しーっ!

確かに、ここのお店には開店した手の時に一度だけ、うりと来たことがある。

うりにおしゃれなカフェの提案____もとい、俺の偵察も兼ねて

じゃぱぱ

(まさか、覚えられていたなんて、)

焦る俺の様子を見て

マスターが何か察したのだろうか、ニヤニヤと(本人には悪いが)気持ち悪くて笑い出した

マスター

なんだ〜、じゃぱぱくんのコレかい?ボソッ

親指をぐっと突き出すマスター。

その指をへし折りたくなるのを、グッと堪えて愛想笑いで誤魔化す

のあ

じゃぱぱさん〜!!はやく、はやく!

じゃぱぱ

あ、は〜い!!

ニヤニヤと笑いながらさっていくマスターを尻目に、俺は考える

マスターの言っていたことが本当だったら、

どんなに良かっただろうかと

店いっぱいに広がる、コーヒー豆の匂い

優しく聞こえる、お菓子を作る音

店内には、小洒落たオブジェなんか置いてある

私が大好きなタイプのカフェ

じゃぱぱさんが向かい側に座ったのを確認して、

大急ぎでメニューを広げた

そこには、目が痛くなるくらい色鮮やかなスイーツたちだった

のあ

無限に食べれそうです…✨

じゃぱぱ

いやほんとに!!めちゃ美味しいよ〜、ここ

じゃぱぱ

のあさんは、どれにする?

のあ

ゑ!?

のあ

う、うーん、

ぱぱっとメニューに目を走らせると

目に留まったのは、色とりどりのフルーツののったパンケーキと、

白い砂糖が薄くかけられた、オレンジガトーショコラ。

名札をチラリと見てみると、

オレンジガトーショコラの方が少し安い。

こんなところで無駄遣いをするわけにはいかないので、オレンジガトーショコラにすることにした。

私が目線をあげると、ちょうどこちらを見ていたのか

じゃぱぱさんと目が合った。

勢いよく視線を上げた私を見て、ちょっと微笑む。

じゃぱぱ

決まった?

のあ

あ、はい!!

じゃぱぱ

なに?

のあ

お、オレンジガトーショコラで、!

じゃぱぱ

おっけー。

じゃぱぱ

マスター!

マスター

あいよ

じゃぱぱ

オレンジガトーショコラ一つと、

じゃぱぱ

フルーツパンケーキひとつで

マスター

おっけー!

マスター

少しの間待っててくれよ〜!

じゃぱぱ

はーい、

のあ

じゃぱぱさん、

私食べたいのを知って、?

そんなわけないか、

のあ

フルーツ、、お好きなんですか?

じゃぱぱ

!ま〜ね!

じゃぱぱ

のあさんもー?

のあ

え、あ、まぁ、

じゃぱぱ

じゃーちょっとあげる!

じゃぱぱ

そのかわり、おれにもそのケーキちょーだい!

のあ

へ、!?

のあ

くれるんですか!?

じゃぱぱ

ケーキくれたらねww

のあ

あ、あげます!!

じゃぱぱ

ほんと!?嬉しいw

結局何でじゃぱぱさんが、フルーツパンケーキを選んだのかは聞きそびれてしまったけど

マスター

待たせたね〜

マスター

オレンジガトーショコラと、フルーツパンケーキだよ

運ばれてきたスイーツに

彼女は文字通り、目を輝かせた

のあ

わぁ〜✨ありがとうございます!

マスター

いえいえ、楽しんでね〜

そう、ニコッと笑ったマスターは、俺に視線を向け

下手くそなウインクをした

頑張れ、てことか、、?

じゃぱぱ

のあさん、食べよっか!

のあ

なんでふか?

じゃぱぱ

もう食べてた、ww

のあ

おいしいでふ〜!!

じゃぱぱ

よく食べるなあww

のあ

じゃぱぱさんは食べないんですか?

じゃぱぱ

食べる食べる!!

じゃぱぱ

けど、のあさんも食べるでしょ?

じゃぱぱ

だから、はい一口!

のあ

え!✨

のあ

いただきます!

じゃぱぱ

じゃぱぱ

口開けて?

のあ

のあ

んぁッ

のあさんが、小さく口をあける

歯には少し、さっき食べたチョコレートがついていた

今キスしたら、チョコレートの味がするんだろうな、

なんて変なことを考えながら

のあさんの口の中にパンケーキを押し込んだ。

じゃぱぱさんに、パンケーキを詰め込まれて

口に、甘い味が広がる

心臓の高鳴りも感じる

今のは多少強引だけど、

「あーん」なのでは!?

じゃぱぱ

ふ、w

じゃぱぱ

のあさん、テンパリすぎw

じゃぱぱ

ほっぺに生くりーむw

のあ

へっ!?

のあ

ど、どっちですか!

じゃぱぱ

…左w

そう言われるや否や

慌てて左のほおをゴシゴシとこする

するとじゃぱさんは、また何かおかしいのか、ぷくくと笑いながら話してきた

じゃぱぱ

逆逆w

じゃぱぱ

こっち、

じゃぱぱさんの長くて綺麗な指が

私のほおに、ほんのちょっと触れる

じゃぱぱ

「俺から見て」左だよw

のあ

〜〜ッ///

のあ

恥ずかしいです…ッ

じゃぱぱ

まあまあw

じゃぱぱ

でも、よかった、

じゃぱぱ

少しは忘れられたんじゃない…?

のあ

え、?なにを、

じゃぱぱ

じゃぱぱ

うりのこと。

じゃぱぱ

最近ずっと悩んでたじゃん

のあ

…ッ

じゃぱぱ

ねぇ、

じゃぱぱ

よければ俺に、相談してみない?

そういうと彼は、

先ほど拭った生クリームをチロリとなめた。

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