Nakamu視点
中村 水樹
目の前には3階建て程の真っ白な壁面をした立派なお屋敷があった。
玲雨 雲
玲雨 雲
青柳 時
中村 水樹
鮫上 翠
赤城 琉久
桐谷 要
紫崎 笑
青柳 時
玲雨 雲
そう言ってレウさんはカボチャを被った幽霊のようなものを漂わせた。
中村 水樹
玲雨 雲
玲雨 雲
そう言い、愛おしそうにカボチャの被り物を取り、人差し指で撫で撫でする。
青柳 時
玲雨 雲
画魂 混
中村 水樹
桐谷 要
中村 水樹
桐谷 要
きりやんから片手で収まるほどの重量感のあるものを手渡された。
中村 水樹
赤城 琉久
紫崎 笑
玲雨 雲
青柳 時
Broooock視点
鮫上 翠
赤城 琉久
僕は猫又…まあ猫だから夜目はきく。 所謂、暗視の効果を持っているが、流石に狼のシャークんは持っていないようだった。
シャークんはビビりなので仕方なく、仕方な〜く、能力で火の玉を浮かせる。
鮫上 翠
各ペア、入り口にあった分かれ道でバラけた。
僕たちは1番右の廊下だ。
赤城 琉久
鮫上 翠
反応がない。 まあ、当然と言われれば当然だけれど。
青鬼
鮫上 翠
赤城 琉久
僕たちの元は動物だ。
視力も聴力も嗅覚だっていい。
赤城 琉久
鮫上 翠
取り敢えず、やるしかないようだ。
シャークん視点
鮫上 翠
どれだけ攻撃しても再生する…。
しかも俺の攻撃だけだ。
Broooockの何がよくて、俺の何がダメなんだ?
鮫上 翠
実際、俺の物理攻撃よりも、Broooockの炎の方が勢いと火力がある。
青鬼
痛がる素振りは見せるがすぐに再生する。 なんだよ、ゴキブリかよ。 残念ながら俺が言えたことじゃないけど。
鮫上 翠
青鬼と距離を取りながらBroooockの方をチラリと見る。
太陽を彷彿とさせるような小さな球が容赦なく青鬼を燃やしている。
青鬼は炎や火、光や核物質に弱いのか?
Broooockに助けを求めようとしたとき、Broooockが相手をしていた青鬼の脇腹あたりにキラキラと輝く球体を見つけた。
赤城 琉久
…多分、Broooockももうすぐ持たなくなるだろう。
鮫上 翠
そのコアが破壊されるか、らっだぁってやつが死ぬか能力が制御できるようにならない限り、永遠と復活を続ける。
それにコアが問題なら俺の攻撃が通らないことも納得がいく。
赤城 琉久
辺りを照らすために出していた火の玉をコア目掛けてぶつける。
鮫上 翠
素早く間合いに入り、コアがあるであろう場所に狼特有の爪で突き刺す。
パリッといい音が鳴り、黒っぽい灰となって崩れていった。
鮫上 翠
コンタミさんに繋がっている機器に話しかける。
その機器からはザザザーと嫌な音が鳴るだけだった。
鮫上 翠
赤城 琉久
この手の機器はこういうときに限って使えない。
鮫上 翠
赤城 琉久
だとしても周りには青鬼がたくさんいる。
鮫上 翠
もし仮に、全員に青鬼の弱点を共有するとなると、1番自由に動けるのはBroooockだ。
可能性が、無事でいられる可能性が少しでも高いのならば。 少しだけ賭けてみてもいいよな?
鮫上 翠
赤城 琉久
鮫上 翠
多分、Broooockも残るって言いそうだな。
鮫上 翠
鮫上 翠
鮫上 翠
きっとこの言葉はBroooockには重いだろう。
それと同時に、そこまで言われたら断らないことを俺は知っている。
鮫上 翠
赤城 琉久
Broooockは何も言わずに、ふわりと宙を舞い、液体のようにスルリとダクトの中に入っていった。
鮫上 翠
青鬼
廊下の突き当たりに誰かがいたような気がした。
青ノ鬼 らだ
多分、機器が機能しないのは、そいつが邪魔をしてるからだと、そんな気がしてならなかった。
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