開いていただきありがとうございます! この作品は、保護者組(桃×黒)の 恋愛物語となっております! 本人様には全く関係なく、 全てフィクションのお話です。 また、少しキャラ崩壊が含まれます。 ご理解いただける方のみ続きをご覧ください。 ご理解いただけない場合は、 通報などをせず、速やかに ブラウザバックをしていただけると嬉しいです。
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ないこ
悠佑
ないこ
時刻は深夜1時。 ないこに半強制的に入れられた 同じベットで、 俺はやり返しを企む。
寝てるフリをして、 ずっとないこを拒むというやり返しだ。
俺は早々に寝たフリを開始し、 かつ壁に体を向ける。 すると案の定、 ないこは俺に抱きついてきた。
ないこ
俺が寝てると知りながらも 俺に話しかけるないこ。 肩から俺の前に回された手を、 少し申し訳なく思いながらも払った。
ないこ
悠佑
あくまで寝たフリ。 寝相が悪いようにしながら、 ないことまた少し離れる。
ないこ
後ろから悲しそうな声。 …いや、これはやり返しやし!
ないこ
めげずにもう一度抱きついてくるないこ。 肩を揺らして、俺は嫌がってみせる。
ないこ
ないこがゆっくり手を離した。 …まじで謝りたい。 てか、なんならちょっと寂しいけど…… …いや、俺は寝てるんや!!
ないこ
…てかないこ独り言でかいな。 俺寝とんのにめっちゃ話しかけるやん。
ないこ
背中に少し温もりを感じる。 音や声の方向からして、 額あたりを背中にくっつけているんだろう。 これも嫌がるのはやりすぎやし、 このくらいは許すか……。
ないこ
悠佑
…俺寝てんねん!! 寝てる俺にすごい言うやん!!
いや、動揺すんな、 俺は寝てる、今のは幻想。 あ、そうやそう。 幻聴や幻聴!!
ないこ
悠佑
その時、首筋に何かが触れた。 それと同時に、控えめのリップ音。
ないこ
悠佑
お前俺が寝とる間 いっつもこんなんしてん!? 衝撃の事実なんやけど!!!
ないこ
やっばいバレる。 ほんまにバレる。 ちょ待って、俺耳赤い? え、じゃあ俺顔も赤いん?
ないこ
悠佑
頼む収まれ! やり返しとかもうええから、 なんか今起きてたんがバレるんはきまずい!!
好きとか愛してるとかキスとか、 全部起きとったんはもう俺が恥ずいわ!
ないこ
お、よかったぁ…
ないこ
………独り言やっぱ多いな。
ないこ
彼女ってなんやねん。 俺は男やって何回も……
ないこ
悠佑
…え、泣いとる!?!?
ないこ
ちゃうねん! 泣かんといてや!!
え、どうしよ? 寝たフリのまま抱きついた方がええ? そしたら泣き止んでくれるんかな? 起きてましたって言うんはちょっとあれやから、 寝たフリのままいくしかない…!
悠佑
ないこ
思い切り寝返りを打って、 目を瞑ったままとりあえず抱きつく。 …あれ、今驚いた声、全然鼻声やないな、
ないこ
悠佑
…え?
ないこ
…え、バレとるんやけど!?!?
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
やばいやったああああ…!
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
いや、強すぎん?
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
俺を正面からぎゅっと抱きしめるないこ。 釈然としない思いを抱えつつ、 俺は少し嬉しく思ってしまう。
ないこ
悠佑
俺一人でないこに企みをするのは、 どうやら不可能らしかった。
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