この作品はいかがでしたか?
652
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午前十一時半
少し小腹が空いて来る時間。
太宰 治
有栖 ○○
太宰 治
有栖 ○○
こんな云い合いが出来るのも今、 彼が生きているお陰。
そう思うと胸が暖まる。
とは云っても幸せでお腹は膨れないので 何か軽く食べに行きたいところ()
有栖 ○○
太宰 治
《 うずまき 》
カラン カラ~ン
女給さん
扉を開けると其の事を知らせる鈴の音が 店内に響く。
お店の中には数名お客さんが 座っていた。
私達は二人で空いているカウンター席に 座る。
私と太宰は珈琲を頼んだ。
女給さん
女給さんは少し困り顔をする。
有栖 ○○
女給さん
太宰 治
有栖 ○○
有栖 ○○
太宰 治
有栖 ○○
太宰 治
女給さん
女給さんの明るい声を訊いて 「うずまき」の扉を閉める。
太宰 治
有栖 ○○
太宰 治
有栖 ○○
有栖 ○○
有栖 ○○
太宰 治
此方の顔を見て笑う太宰に 少し腹が立つが、やはり幸せだった。
あとは探偵社の皆に「太宰が死んだ」って事が嘘だと判った事を報告しに行こう
そんな事を思いながら私は探偵社に 向かう階段を登った。
コメント
9件
なんかただただ平和だったな...守りたい、あの空間
この次の話から不穏になっていくので見る方は心を鎖国しといて下さい…(?)